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牛之濱のバースデー弾などで福岡がプレーオフ圏内の6位に浮上

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[7.14 J2第24節 福岡2-0栃木 レベスタ]

 アビスパ福岡はホームで栃木SCと対戦し、2-0で快勝した。2試合ぶりの勝ち点3を手にし、8位から昇格プレーオフ圏内の6位に浮上。一方の栃木は6試合勝利なし(4分2敗)となり、6位から7位に順位を落とした。

 後半14分に栃木FW近藤祐介がこの日2枚目のイエローカードで退場処分を受けると、数的優位に立った福岡が徐々に試合の主導権を握る。後半20分、FW金森健志に代えてMF牛之濱拓を投入。その1分後の同21分、FW石津大介から右サイドでパスを受けた牛之濱がドリブルで中央に切れ込み、左足を振り抜いた。ボールは右ポストを叩いて左のサイドネットに吸い込まれる先制点。「今までで一番、本当に最高の誕生日だった」。この日、21歳の誕生日を迎えた牛之濱の今季初ゴールが自らを祝うバースデーゴールとなった。

 先制に成功した福岡はさらに後半30分、左サイドからDF尾亦弘友希のクロスをFW西田剛がダイビングヘッドで押し込み、追加点。前節・札幌戦(0-3)で5試合ぶりの黒星を喫した福岡だったが、この日は完封勝利と立て直し、2試合ぶりの白星を挙げた。

 栃木は近藤の退場が痛かった。後半33分にはDF三都主アレサンドロのFKをDF當間建文が押し込み、ゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。栃木の選手は抗議したが、判定が覆ることはなく、両チーム合わせてイエローカード10枚、レッドカード1枚が飛び交う荒れた展開となった。

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