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3位長崎が首位・G大阪を撃破し3連勝!!G大阪は今季ホーム初黒星

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[9.1 J2第32節 G大阪1-2長崎 万博]

 首位ガンバ大阪はホームで3位V・ファーレン長崎に1-2で敗れ、今季ホーム初黒星を喫した。7月7日の千葉戦(0-3)以来、9試合ぶりとなる今季3敗目。ホームでは昨年7月14日の横浜FM戦(1-2)以来の黒星となった。

 長崎は前半1分、左クロスからMF佐藤洸一がヘディングシュートを放つなど、立ち上がりから果敢に攻撃を仕掛けた。同15分にはFW幸野志有人が強烈なミドルシュート。首位のG大阪を相手に積極的なサッカーを見せた。

 G大阪も前半10分、FW宇佐美貴史が右足ミドルを狙うと、同35分には宇佐美のクロスにFWロチャが頭で合わせた。決定的な形だったが、ヘディングシュートは外側のサイドネット。すると前半42分、長崎は幸野のサイドチェンジをMF金久保彩がダイレクトで折り返し、MF奥埜博亮が左足で押し込んだ。

 1点ビハインドで前半を折り返したG大阪も後半14分、DF藤春廣輝がMF二川孝広とのワンツーで左サイドから中に切れ込む。右足を振り抜き、1-1と試合を振り出しに戻した。同25分には二川がミドルシュート。互いに勝ち点3を目指し、試合は一進一退の激しい攻防となった。

 上位対決らしい熱戦。2点目を奪ったのはアウェーの長崎だった。後半40分、奥埜が中盤でボールを奪い、ドリブルで一人かわして右サイドに展開。MF古部健太のクロスに途中出場のFW小松塁が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 途中出場で3戦連発となった小松の勝ち越しゴールが決勝点。首位撃破でチームを3連勝に導き、「自分が入るということはゴールを求められている。絶対にゴールを決めてやろうと思って入った」と胸を張った。G大阪にホームで今季初めて土を付け、3位をキープ。「ガンバはJ1でも上の方のクラブだと思うし、そこに勝てたのは自信になる」。J2昇格初年度でJ1昇格争いを繰り広げる長崎。アウェーでG大阪に競り勝ち、その力を証明した。


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