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カズもオーバーヘッドで観衆を沸かす、横浜FCが3戦ぶり勝利

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[9.1 J2第32節 横浜FC2-0群馬 ニッパ球]

 横浜FCはホームでザスパクサツ群馬に2-0で快勝し、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。群馬は今季2度目の連勝ならず。7試合ぶりの黒星を喫した。

 前節のG大阪戦(2-2)では首位チーム相手に終了間際に追いつく粘りを見せた横浜FC。この日も序盤から果敢に相手ゴールに迫ると、前半15分、MF寺田紳一からの浮き球パスに抜け出したMF野崎陽介が右足ダイレクトボレーを叩き込み、先制に成功した。さらに同27分、ロングボールからFW永井雄一郎が競り合ったこぼれ球をMF高地系治が拾い、ドリブルでDFをかわして左足でゴールに流し込んだ。

 2点リードで折り返した後半も横浜FCの勢いは止まらない。後半20分、永井のクロスから2試合連続先発出場のFW三浦知良が左足でシュートを打ったが、GKに弾き出された。このプレーで獲得した左CK。MF佐藤謙介のクロスから三浦がオーバーヘッドで狙ったが、枠を捉えることはできなかった。

 3点目こそ奪えなかったが、そのまま無失点で逃げ切り、3試合ぶりの完封勝利。今季初ゴールが決勝点となった高地は「みんなが(パスを)受ける動作をしているから、距離感が良くて、ボールがこぼれても奪えるし、セカンドボールも拾えていた。他の選手も走っていて良かった」と、チーム全体のパフォーマンスに手応えをつかんでいた。


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