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大宮が連敗地獄脱出…磐田に快勝、3か月ぶり勝利

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[11.23 J1第33節 大宮3-0磐田 NACK]

 大宮アルディージャが連敗を8で止めた。ホームでジュビロ磐田と対戦した大宮は3-0で勝利。8月31日の横浜FM戦以来、9試合ぶりの白星を挙げた。磐田は5連敗。

 長いトンネルをようやくトンネルを抜けた。まずは前半36分、DF渡部大輔のアーリークロスをFW長谷川悠がダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。後半22分には、一度はCKからのシュートをかき出されるが、長谷川がヘッドで折り返すと、MF青木拓矢がボレーシュートで流し込み加点。同37分にはDF下平匠のふんわりとしらFKを長谷川が打点の高いヘッドで合わせてトドメを刺した。

 完勝で3か月ぶりの勝利を飾った大宮。今季2度目の大型連敗を前回同様、クラブワーストタイの「8」で止めた。2得点の長谷川は「今まで非常に悔しい思いをしてきた。きょうは最後のホームということで勝ちたかった。サポーターのみなさんにも悔しい思いをさせてしまっていたので、勝ててよかったです」。

 今季はJ無敗記録を作り、前半を首位で折り返すなど、快進撃を見せた大宮だが、後半戦はウソのような失速。苦戦を強いられていたが、ようやく連敗地獄を抜けた。今季限りでの退任が発表された小倉勉監督も「(連敗脱出のためには)自信を回復させることがポイントだった。10年間プレーした橋本早十(28日に契約満了発表、後半39分から途中出場)をいい形で送り出してやろうと思った」とホッとした表情を浮かべていた。


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