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奇跡の日程、優勝&ACL出場権争いは6チームすべてが直接対決:キックオフは15時30分

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 J1リーグ戦は7日、いよいよ2013シーズンの最終節を迎える。前節横浜F・マリノスが新潟に敗れたことで、優勝争いは最終節までもつれ込むことになったが、ここで条件をおさらいしておこう。

 まずは上位勢の今節の対戦予定と前節終了時の順位表のおさらい。

鹿島 15:30 広島 [カシマ]
浦和 15:30 C大阪 [埼玉]
川崎F 15:30 横浜FM [等々力]

1. 横浜FM(62)+19
2. 広島(60)+20
3. 鹿島(59)+10
4. 浦和(58)+13
5. 川崎F(57)+13
6. C大阪(56)+18

 優勝争いからACL出場権を争う上位6チームまでがすべて直接対決となった今年の最終節だが、まずは優勝争いから。唯一自力での優勝の可能性を残す首位の横浜FMは勝利すれば優勝決定。引き分けても広島が引き分け以下に終われば、優勝が決まる。また敗れた場合でも広島対鹿島が引き分け、もしくは鹿島が勝利でも得失点差9を逆転されない限り優勝となる。

 サンフレッチェ広島が優勝する場合は勝利が絶対条件となり、さらに横浜FMが引き分け以下に終わった場合のみとなる。

 鹿島アントラーズも可能性としては残しているが、前述のとおり、得失点差9がポイントとなっている。

 3位以内に与えられるACL出場権争いだが、まずは横浜FMがすでに1枠を確定させている。よって残り2枠の争いとなるが、広島は引き分け以上で出場権確定。敗れた場合は浦和が引き分け以下に終わり、川崎Fも引き分け、もしくは勝利しても得失点差7を逆転されない限り、出場権獲得となる。

 鹿島は勝利でACL出場権確定。引き分けの場合は浦和、川崎Fがともに引き分け以下に終われば3位に滑り込むことになる。ただ敗れた場合は4位以下に落ちる。

 4位の浦和レッズだが2位と3位が直接対決のため、勝てば自力でACL出場権を獲得。引き分けの場合は鹿島が敗れ、川崎Fが引き分け以下に終わらなければならない。

 川崎フロンターレセレッソ大阪はそれぞれ勝利が絶対条件。上位勢が勝ち点を伸ばし損ねるのを待つしかないが、自分たちの戦いに徹し、吉報を待ちたいところだ。

 なお4位に入った場合でも、天皇杯を横浜FMかACL出場権を獲得した場合の広島、川崎Fが優勝すれば、出場権を獲得することができる。

 見どころ十分となった最終節。泣いても笑っても今日が最終戦。運命のキックオフは15時30分だ。

▼優勝争い
最終節を残し、優勝の可能性があるのは横浜FM、広島、鹿島。

[横浜FM](vs川崎F/15:30)
・○の場合、鹿島vs広島の結果に関係なく優勝決定
・△の場合、広島△●(=鹿島△○)で優勝決定
・●の場合、広島△(=鹿島△)で優勝決定。広島●(=鹿島○)でも鹿島に得失点差(横浜FM+19、鹿島+10)を逆転されない限り優勝決定

[広島](vs鹿島/15:30)
・○の場合、横浜FM△●で優勝決定
・△●の場合、優勝の可能性はない

[鹿島](vs広島/15:30)
・○の場合、横浜FM●で得失点差(鹿島+10、横浜FM+19)を逆転すれば優勝決定
・△●の場合、優勝の可能性はない

▼ACL出場権争い
[広島](vs鹿島/15:30)
・○△の場合、出場権獲得
・●の場合、浦和△以下、川崎F△以下もしくは○でも得失点差9を逆転されない場合獲得

[鹿島](vs広島/15:30)
・○の場合、出場権獲得
・△の場合、浦和△以下、川崎F△以下で出場権獲得
・●の場合、4位以下決定

[浦和](vsC大阪/15:30)
・○の場合、出場権獲得
・△の場合、鹿島●、川崎Fが△以下で出場権獲得
・●の場合は5位以下に

[川崎F](vs横浜FM/15:30)
・○の場合、鹿島△以下、浦和△以下もしくは広島●、浦和△以下で広島との得失点差7を逆転した場合、出場権獲得
・△●の場合は可能性なし

[C大阪](vs浦和/15:30)
・○の場合、鹿島●、川崎F△以下の場合のみ出場権獲得
・△●の場合は可能性なし

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