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比嘉J初ゴール!新生・京都がアウェーで3発勝利

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[3.2 J2第1節 北九州1-3京都 本城]

 バドゥ新監督の下、2年連続のJ2・3位からJ1復帰を狙う京都サンガF.C.ギラヴァンツ北九州と戦った一戦は、3-1でアウェーの京都が勝利。10年シーズン以来となるJ1復帰へ勝ち点3を獲得した。

 前半、互いに新加入組がゴールを奪い合った。8分、ホームの北九州はDF宮本亨が自陣右サイドから放り込んだクロスボールに反応したFW池元友樹が左足シュート。GKが弾いたボールに詰めたFW原一樹が右足で先制ゴールを押し込んだ。

 京都から加入した原が古巣に強烈な先制パンチ。だが京都も新加入FWがゴールを奪い返す。25分、名古屋から加入したDF石櫃洋祐が右サイドからゴールエリアへアーリークロス。これに飛び込んだ新加入FWアレッサンドロが同点ヘッドを叩き込んだ。

 1-1で突入した後半、勝ち越し点を奪ったのは京都だった。15分、京都はPAで粘ったFW山瀬功治のラストパスを新加入FW大黒将志が決定的な右足シュート。これは北九州GK大谷幸輝にストップされたものの、直後の右CKから決勝ゴールが生まれる。山瀬の右CKをニアサイドで大黒が合わせると、GKの目前で頭でコースを変えたDF酒井隆介がゴールネットを揺らし、アウェーチームが2-1とした。

 北九州はグラウンダーでボールを動かしながら反撃。ただ、守備面の貢献度大きいMFジャイロに縦パスをカットされるなど、なかなか京都守備陣を攻略することができない。北九州は後半28分、交代出場のMF川島大地の左足シュートがゴールを捉え、直後の右CKからCB渡邉将基がヘディングシュートを放つ。

 だが最後まで2点目を奪うことができず。逆に京都は45分、PAでキープしたMF横谷繁からのパスを受けた新加入DF比嘉祐介が右足シュート。DFに当たってコースの変わった一撃がゴールネットを揺らし、比嘉のJ初ゴールがダメ押しの3点目となった。今季から京都の指揮を執るバドゥ監督はJ初勝利。新指揮官が「ハーフタイムにもっと人数をかけて攻めろと言ったのでその通りだったと思う」と振り返った京都が後半に北九州を突き放し、開幕戦を制した。

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