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奇しくもチームメイトとなった中央大出身ルーキーが活躍も…熊本は土壇場で長崎に同点弾許す

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[4.26 J2第9節 熊本1-1長崎 うまスタ]

 ロアッソ熊本V・ファーレン長崎の一戦は1-1の引き分けに終わった。熊本の連勝は3でストップ。長崎の連勝は2でストップしたが、敗けなしは7戦に伸びた。

 先制点が生まれたのは前半35分、右サイドからMF養父雄仁がロングスローを入れると、DFと競り合いながらゴール前に入り込んだFW澤田崇がダイレクトボレーを蹴り込む。6戦連続のスタメン出場を続けるルーキーFWの今季2得点目を突き刺した。

 守っても熊本は、GKの相次ぐ負傷により、育成型期限付き移籍を利用して、仙台から緊急補強され、登録即初先発を果たしたGKシュミット・ダニエルが、前半から攻守を連発。後半33分のFW佐藤洸一の強烈ミドルを横っ飛びセーブで弾き飛ばすなど、集中した守りで隙を与えない。ともに今季より中央大からJの舞台に飛び込んだ2人が、熊本を4連勝に導くかと思えた。

 しかし後半アディショナルタイムに落とし穴が待っていた。ロングボール一本、パワープレーに入った長崎が入れると、ワンバウンドしたボールがDF古部健太の足もとに入る。右足で合わせると、シュートはシュミット・ダニエルの脇を抜け、土壇場で長崎に同点ゴールが生まれた。

 4連勝は逃したものの、熊本の敗けなしは4に伸びた。チームは財政難を公表したが、選手たちは結果で応えていくしかない。


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