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前田が今季8点目のラストアピールも…2位磐田はドローで連勝ストップ

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[5.11 J2第13節 磐田1-1大分 ヤマハ]

 2位ジュビロ磐田はホームで大分トリニータと1-1で引き分け、連勝が4でストップした。エースのFW前田遼一が今季8ゴール目を決めたが、守備陣が5試合ぶりとなる失点を喫し、1-1のドロー。2位をキープしたが、首位・湘南との勝ち点差は「12」に広がり、3位松本にも勝ち点1差まで詰め寄られた。

 磐田は前半17分、MFフェルジナンドの浮き球のパスに反応したMFポポがループシュートを狙うが、わずかに枠を外れる。それでも同35分、この日が33歳の誕生日だったMF松井大輔のサイドチェンジを受けたMF山田大記が左サイドからゴール前にグラウンダーのクロス。ファーサイドの前田が滑り込みながら右足で押し込み、先制点を奪った。

 前田は2試合ぶりとなる今季8得点目。昨年6月のコンフェデレーションズ杯を最後に日本代表から遠ざかっている前田だが、明日12日のW杯メンバー発表を前に最後のアピールとなった。

 前半は1点リードで折り返した磐田だが、後半は大分の反撃を受ける。大分は後半10分、MF伊藤大介の左FKからニアサイドに走り込んだDF安川有がヘディングでそらし、同点ゴール。同23分にもFW後藤優介が強烈なミドルシュートを打ったが、GKの好セーブに阻まれた。

 連戦の影響か、後半は運動量の落ちた磐田。勝ち越しゴールを目指し、何度かゴール前に迫る場面もあったが、なかなかフィニッシュまで持ち込めなかった。結局、攻撃陣が3試合連続の1得点にとどまり、1-1で終了。勝ち点1を分け合う結果となった。


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