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小林祐の2年ぶりゴールを守り抜き、磐田が富山に競り勝つ

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[5.18 J2第14節 富山0-1磐田 富山]

 J2は18日、第14節を各地で行い、カターレ富山ジュビロ磐田が対戦した。主導権を握っていた磐田は、前半アディショナルタイムにMF小林祐希がゴールを決めて先制する。その後も2点目こそ挙げられなかったが、GK八田直樹を中心にゴールを守り抜き、1-0で勝利を挙げた。

 ボールを保持する磐田が、最初につくったチャンスは前半10分。小林からの浮き球のパスをMF山田大記が左足のボレーで捉えたが、シュートはゴールライン上のDFにブロックされる。同33分には、DF木下高彰からのパスを受けたFW前田遼一が胸トラップから右足のボレーでゴールを狙ったが、ボールは右ポストに嫌われて得点を挙げられない。

 このまま前半を終えるかと思われたアディショナルタイム。磐田は中盤で細かくパスをつなぎ、富山の中央を崩すと、最後はMF松井大輔とのパス交換から小林祐がゴールを決めて、アウェーの磐田が1点リードで前半を折り返した。

 後半に入ると、富山が反撃に出る。後半19分にFW三上陽輔、同23分にMFソ・ヨンドクを投入し、試合の流れをつかむと、同26分には左サイドのMF平出涼からのクロスがゴール前に入ったが、中央で合わせられずにフィニッシュを打てない。同37分にも富山は三上がPA内までボールを持ち込みシュートを放つが、これはブロックされる。こぼれ球を2次攻撃につなげたが、MF中島翔哉のシュートも枠を捉えられなかった。

 アディショナルタイムにもPA内でMF秋本倫孝がGK八田と1対1になるチャンスがあったが、八田にコースを変えられて得点できず。続くCKではGK水谷雄一も攻撃参加し、DF木村勝太がゴールに迫ったが、GK八田の牙城を崩せずに試合終了。

 競り勝った磐田は2試合ぶりの勝利で、7戦無敗(5勝2分)。勝ち点を30に伸ばした。対する富山は4連敗で5月に入ってからの未勝利が続いている。

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