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古巣・群馬から移籍後初ゴールの横浜FC MF松下「気持ち良い」

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[5.31 J2第16節 群馬 0-2 横浜 正田スタ]

 横浜FCにとって、大きな一勝だ。5月に入ってからの横浜FCは、5試合未勝利(4敗1分)、さらに直近4試合はノーゴールと散々な結果しか残せていなかった。そんな中で迎えた第16節のザスパクサツ群馬戦、2シーズン前に群馬から横浜FCに加入したMF松下裕樹が2点に絡む活躍を見せて、2-0で試合をモノにし、5月の初勝利を収めた。

 試合について松下裕は「暑い中、なかなか良い形で崩してっていうのは(できませんでした)。相手にボールを持たれていましたし、しぶとく守備で粘って」と、難しい戦いであったことを明かす。それでも、前半43分にクロスバー直撃のFKを蹴ると、跳ね返ったボールが相手選手に当たってゴール。さらに、後半20分には右足で直接FKを沈め、「セットプレーで点を取れるとすごくラクなので」と、自身が絡んだ2ゴールについて振り返る。

 昨シーズン、横浜FCに加入し、セットプレーのキッカーも務めていた松下は「自分は横浜に行ってからセットプレーを蹴ることが多くて、昨年もたくさん蹴らせてもらっていたのですが、ゼロ得点だったので。今日こういう時に決められて良かったです」と、はにかんだ。それもそのはず。このゴールは、6シーズンを過ごした古巣から挙げたもの。

「前半の(FK)は思い切ってゴールに蹴ったのと、2点目はうまくGKと駆け引きして、気持ち良く逆を突けたので、気持ち良いです。本当にこういう苦しいときに、2点目を挙げられたっていうのも。今日は、後半早く取りたいと思っていたのが取れてよかったです」

 今後、横浜FCはホームで長崎、札幌と対戦する。勝利の立役者となった松下裕は「チームは苦しい状況ですが、みなさんと一緒に戦って、次はホームで勝ちたいと思います」と、3月22日の第4節・山形戦(2-1)以来となる今季ホーム2勝目を見据えた。

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