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平均年齢22.5歳! 若さを武器に戦う鳥取が新体制を発表

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 J2から降格した2014年はJ3で4位に終わり、今季はJ3で2年目のシーズンを戦うガイナーレ鳥取が、2月25日に新体制会見を実施。岡野雅行GM、松波正信監督、高木理己コーチ、武田治郎GKコーチの指導陣と、全24選手が出席した。

 昨季は1年でのJ2復帰を目指したが4位に沈み、オフにベテラン・中堅選手の多くと契約を更新しなかった鳥取は、メンバーが大きく入れ替わった。24人中、新加入選手が半分以上の13人を占め、平均年齢は22.5歳。昨季終了時点の25.5歳から大幅に若返り、30歳代は34歳のブラジル人MFフェルナンジーニョだけと、フレッシュな顔ぶれでシーズンに臨むことになる。

 今季の編成について、岡野GMは「4位に終わった昨季を終えて、もっと貪欲に戦わなければいけないと、自分自身も反省しました。サッカーの原点である球際の激しさ、必死に走る、といったことができないと、(J2には)昇格できない。今季のチームは若返りましたが、そのぶん必死さ、フレッシュさが期待できると思っています」とコメント。松波監督は「今年は90分間やり切る、走り切る、戦い切ることをテーマとして戦いたい。選手一人ひとりの個性は素晴らしいものがあるので、それをどうチームのために組み合わせていくか。選手の力を引き出しながら戦っていきたい」と抱負を述べた。

 メンバーの入れ替わりに伴う戦力ダウンも懸念されるが、松波監督は昨季同様に「J2昇格」を目標に掲げた。若さを武器に戦う今季の鳥取が、どのような戦いを見せるのか興味深い。

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