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ドウグラス・ヴィエイラ2得点!大分を下した東京Vが4か月半ぶりの連勝でPO圏内に

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[8.16 J2第28節 大分0-2東京V 大銀ド]

 J2リーグ第28節が16日、各地で行われ、アウェーの東京ヴェルディ大分トリニータを2-0で下した。第2~6節の5連勝以来となる連勝を果たし、順位はプレーオフ圏内の6位に浮上。大分は今季初の連敗で、12位となった。

 前節の町田戦で6試合ぶりに敗れた9位の大分は、先発2人を変更。累積警告での出場停止からDF竹内彬が復帰し、4試合連続で途中出場しているMFシキーニョが加入後初先発を迎えた。

 一方、前節熊本戦で7試合ぶりの白星を飾った11位の東京Vも2人を変更。前節では途中出場ながら終盤に決勝ゴールを叩き込んだFWドウグラス・ヴィエイラ、4試合ぶりの先発となるMF安在和樹が先発に名を連ねた。

 試合は序盤から主導権を握った東京Vが先手を取った。前半16分、4-3-3の右ウイングに入ったMF安西幸輝がクロスを送り、ニアサイドに走り込んだFW梶川諒太が頭でフリック。ドウグラス・ヴィエイラがゴール前で収めて、相手にタックルされながらも押し込んだ。

 貴重な先制点となる2試合連続ゴールを奪った背番号9は、なおも止まらない。前半27分、右サイドを駆け上がったDF田村直也のアーリークロスに反応すると、ニアサイドでダイレクトボレー。ショートバウンドの難しい角度だったが、難なくミートしてゴールポスト際に叩き込んだ。

 サイド攻撃で2点を奪われた大分は、フォーメーションを3-4-2-1から4-4-2に変更。左WBで相手の侵入を許していたシキーニョを左SBに下げ、守備のテコ入れを試みる。前半40分には、浮き球をトラップしたFW三平和司のミドルシュートが枠を外れ、前半を0-2で終えた。

 大分は後半に入って、再び布陣を変更。シキーニョが今季初めて右サイドハーフに回り、MF松本怜が最終ラインに入った。それでも状況は良くならず、片野坂知宏監督は後半13分、シキーニョに代えてMF前田凌佑を投入した。一方の東京Vは、二ケタ得点となったドウグラス・ヴィエイラがプレーとは無関係な場所で負傷。後半16分、FWカルロス・マルティネスと交代した。

 大分は後半26分、PA左脇でFKを獲得。得点ランキング4位の13得点を挙げているFW後藤優介が鋭いクロスを蹴り込んだが、味方には合わず田村にクリアされた。さらに同32分には、MF鈴木惇の右CKにファーサイドでFW小手川宏基がヘッド。ニアサイドを突いたが、GK柴崎貴広がファインセーブを見せた。

 東京Vは後半37分、MF渡辺皓太の縦パスにカルロス・マルティネスが抜け出したが、シュートフェイントが決まらず。それでも最後まで大分の攻撃を防ぎ続け、試合は2-0で終了。4月2日以来、4か月半ぶりの連勝を飾った。

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