練習4日で獲得即決…山形内定の青森山田FW中村、木山監督に加入を直談判されていた
モンテディオ山形は30日、青森山田高のFW中村駿太(18)が来季加入することが内定したと発表した。同日に青森山田高で行われた記者会見の内容をクラブ公式サイトが伝えている。
中村は今春に柏U-18から青森山田高に加入。そこからわずか数か月でのプロ内定となった。青森山田高の黒田剛監督は、冒頭で中村の山形内定の経緯について説明。「まずお声を掛けて頂いたのは、今年転校してきた選手ですので、5月になります。5月頃に練習参加して欲しいんだということで打診がありまして、インターハイの県予選が終わりまして6月の6、7、8、9と4日間のトレーニングに参加させて頂き、その後声を掛けて頂いたというような経緯です」と、6月に4日間参加したトレーニングが決め手となったことを明かしている。
中村は山形のトレーニングに参加した時の印象について「まず練習場やスタジアムが落ち着いていてサッカーに集中できなるなと思った環境が一つと、選手の方々からかわいがって頂き、すごく良くしてくれて、練習も皆さん意識高くやっていたところで、成長できるなというのを実感しました」とコメント。そして「最後の日に、練習が終わったあとすぐに監督に呼ばれてオファー出す予定、出したいということを直接言ってもらい、僕の中では熱意を感じました」と、木山隆之監督から直談判されていたことを打ち明けた。
“獲得即決”となった山形だが、中村に関しては青森山田高に編入する以前から注目していたという。山形の取締役を務める中井川茂敏氏は、昨年のクラブユース選手権で山形と柏が対戦した試合も観戦したと話し、「その時はレイソルの選手ですので、うちで獲得というのはなかなか想像出来なかったですけども、青森山田高サッカー部に入部したということで我々はすぐ獲得の方向ということで、練習に参加して頂いたということでございます」と説明した。
中井川氏は中村のプレーについて「やはり得点力、得点感覚、これは本当に天性のものだと思っています。なかなか教えても教えられないというようなものを持った、本当にストライカーだなと思います」と評価。「プロに進んでもやはり得点王を目指してやれる選手だと、我々は判断して獲得をしたということでございます」と期待を込めて語っている。
プロも認める得点力を備える18歳の中村。「正直本当にプロになれるかどうか不安な面もあったのですが、山形さんに声を掛けて頂き、オファーを頂いた時に、正直ほっとしました」と安堵する一方、高校生活ではまだやり残していることがある。加入後に迎えた“最初で最後”の全国高校総体では3回戦敗退に終わり、自身も無得点。世代屈指のストライカーは「インターハイは個人としてもチームとしても悔しい結果に終わってしまったので、残り2つあるタイトル、プレミアリーグと選手権というのは絶対に取りたい」と話し、「僕個人というよりもチームとして取るために僕が何が出来るかということだけを考えて、今日から練習をやっていきたいと思っています」と今後に向けて意気込んだ。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ
中村は今春に柏U-18から青森山田高に加入。そこからわずか数か月でのプロ内定となった。青森山田高の黒田剛監督は、冒頭で中村の山形内定の経緯について説明。「まずお声を掛けて頂いたのは、今年転校してきた選手ですので、5月になります。5月頃に練習参加して欲しいんだということで打診がありまして、インターハイの県予選が終わりまして6月の6、7、8、9と4日間のトレーニングに参加させて頂き、その後声を掛けて頂いたというような経緯です」と、6月に4日間参加したトレーニングが決め手となったことを明かしている。
中村は山形のトレーニングに参加した時の印象について「まず練習場やスタジアムが落ち着いていてサッカーに集中できなるなと思った環境が一つと、選手の方々からかわいがって頂き、すごく良くしてくれて、練習も皆さん意識高くやっていたところで、成長できるなというのを実感しました」とコメント。そして「最後の日に、練習が終わったあとすぐに監督に呼ばれてオファー出す予定、出したいということを直接言ってもらい、僕の中では熱意を感じました」と、木山隆之監督から直談判されていたことを打ち明けた。
“獲得即決”となった山形だが、中村に関しては青森山田高に編入する以前から注目していたという。山形の取締役を務める中井川茂敏氏は、昨年のクラブユース選手権で山形と柏が対戦した試合も観戦したと話し、「その時はレイソルの選手ですので、うちで獲得というのはなかなか想像出来なかったですけども、青森山田高サッカー部に入部したということで我々はすぐ獲得の方向ということで、練習に参加して頂いたということでございます」と説明した。
中井川氏は中村のプレーについて「やはり得点力、得点感覚、これは本当に天性のものだと思っています。なかなか教えても教えられないというようなものを持った、本当にストライカーだなと思います」と評価。「プロに進んでもやはり得点王を目指してやれる選手だと、我々は判断して獲得をしたということでございます」と期待を込めて語っている。
プロも認める得点力を備える18歳の中村。「正直本当にプロになれるかどうか不安な面もあったのですが、山形さんに声を掛けて頂き、オファーを頂いた時に、正直ほっとしました」と安堵する一方、高校生活ではまだやり残していることがある。加入後に迎えた“最初で最後”の全国高校総体では3回戦敗退に終わり、自身も無得点。世代屈指のストライカーは「インターハイは個人としてもチームとしても悔しい結果に終わってしまったので、残り2つあるタイトル、プレミアリーグと選手権というのは絶対に取りたい」と話し、「僕個人というよりもチームとして取るために僕が何が出来るかということだけを考えて、今日から練習をやっていきたいと思っています」と今後に向けて意気込んだ。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ