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1部昇格&2部優勝を果たした早稲田大からJの舞台へ…3選手が入団会見を行う

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左からMF秋山陽介、FW武颯、DF熊本雄太

 早稲田大は12日、来季よりJリーグクラブに入団する選手の記者会見を行った。

 名古屋グランパスに入団するMF秋山陽介(4年=流通経済大柏高)、モンテディオ山形に入団するDF熊本雄太(4年=東福岡高)、そして今日福島ユナイテッドFC入団がリリースされたFW武颯(4年=横浜FMユース)がそれぞれ会見に出席し、来季の意気込みを語った。

 古賀聡監督も「思い入れのある学年」と語るように、この学年は2年生時に関東リーグ1部優勝を達成したものの、3年生時の昨季はリーグ11位で2部降格を経験。今季も国士舘大との激闘の末、最終節の直接対決を制して1部昇格&2部逆転優勝という劇的なシーズンを過ごしてきた。

 プロ内定を手にした3人は、名古屋から特別指定を受けた秋山はJリーグと大学との両立を、熊本と武はそれぞれ大怪我を負って長期間プレーできないといった悩みを乗り越えてきた。これまでにも多数のプロを輩出してきたコツに関して古賀監督は「ない」と口にしつつ、「色んな事を経験して、(今までの価値観を)破ったときに人として懐が深くなる。そうすればグッと一気に成長していく」と3人にも共通する点を語った。

以下、3選手の会見での意気込み
●秋山(名古屋内定)
「一日でも早くピッチに立って、名古屋グランパスの勝利に貢献できるように頑張ります。自分のプレースタイルは攻撃の仕掛けと攻守両面でハードワークをすることだと思うので、強みを生かして自分のポジションを確保して、試合に出続けてA契約を結んで活躍していきたいです」

●熊本(山形内定)
「Jに行っても空中戦は負けたくないですし、セットプレーの守備もですけど攻撃陣にも負けないように点を取って、A契約を結んでステージも上げていきたいです。目標は中澤佑二選手(横浜FM)です。ずっと長年センターバックとしてJ1の舞台で戦い続けているというのが魅力的だし、真似していきたいです」

●武(福島内定)
「J3の優勝と、個人の目標としてはJ3の得点王を取りたいと思います。関東2部で得点王を取って、得点力が売りだと思っています。そういった特長を生かしてJ3開幕からスタメンで出場し、J3でも得点王を取って少しでも上に上げていきたいです」

(取材・文 石川祐介)
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