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千葉DF増嶋、「懐かしい思いもあった」古巣との一戦は「どうしても勝ちたかった」

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ジェフユナイテッド千葉DF増嶋竜也

[2.4 PSM 千葉1-4柏 フクアリ]

 古巣との一戦となった。相手は11年から16年まで在籍した柏。今季からジェフユナイテッド千葉に加入したDF増嶋竜也は、相手攻撃を防ごうと体を張り続けたが、4失点を喫しての敗戦に「悔しいです」と唇を噛んだ。

「変な感じがした。ジェフのサポーターが応援してくれるし、後ろからレイソルの応援を聞いていると懐かしい思いもあった。でも試合となったら、敵として、どうしても勝ちたかった」

 試合の入りは悪くはなかった。柏で長年コンビを組んだDF近藤直也とともに、最終ラインの中央に入ると相手攻撃をはね返し続ける。「一人が行ったら、一人がカバー。つぶしに行くタイミングも前半はつぶせていたし、危ないところでも体を張れていた」。しかし、後半開始早々に素早いリスタートから先制点を奪われ、「ちょっとバタバタする部分もあった」と負傷者が出た影響もあった試合終盤には立て続けにネットを揺らされ、4点を奪われてしまった。

「個の(力が)あるチームだと、一人はがされるとシュートまで打たれるし、気の緩みが失点につながる。後半の入りが良ければズルズルいかなかったかもしれない」

 課題が見えた試合となったが、「積極的にボールを奪いに行き、ボールを動かしてフィニッシュまで行く」という千葉のスタイルを体現できた部分もあり、修正点を「リーグ戦までにしっかり修正していきたい」と答えたように、3週間後に控える開幕戦に向けて準備を進めていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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