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ピッチ上で再会した“元同僚”、千葉DF高木利弥「特長は知っていたけど…」

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ジェフユナイテッド千葉DF高木利弥

[2.4 PSM 千葉1-4柏 フクアリ]

 対面したのは大学時代のチームメイト。神奈川大で汗を流した柏レイソルFW伊東純也とジェフユナイテッド千葉DF高木利弥は、初めてともにスターティングメンバーに名を連ねて、ピッチ上で“再会”を果たした。

 今季、山形から千葉に完全移籍で加入した高木。4-1-4-1の左SBの位置に入って攻守に奮闘しながらも、1-4の完敗を喫して「結果も結果だけど、まだまだ連係も深めていかないといけない」と反省を口にする。「(フアン・エスナイデル)監督にも『もっともっと前でポジションを取れ』と言われていたので、攻守において前で勝負して良いと思う」。

 対戦相手の柏の右サイドハーフには大学時代のチームメイトである伊東が入り、マッチアップする機会がたびたび訪れた。「大学のときにずっと一緒にやってきた仲だし、ある程度は特長を知っていたけど…」(高木)、昨年12月のE-1選手権でA代表初招集されたアタッカーのスピードに振り切られる場面もあり、後手に回ることが多くなった。

 1得点3アシストと結果を残した伊東は「とりあえず勝てて良かったし、楽しかった」と喜びを表した一方で、高木は「やっぱりやられたんで…、正直悔しいです」と悔しさを滲ませる。「一緒に先発で立ったのは初めて。彼もしっかり積み重ねてきた部分があるけど、僕も負けられない。刺激を与えてくれる存在でもあるので、J2の舞台ですけど、彼に負けずに結果を残していきたい」。旧友との〝再会”で多くの刺激を受けた男は、さらなる成長を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

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