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17歳小林友希J1先発デビューの神戸が“鬼門”突破!!横浜FMは今季2度目の連敗

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[4.15 J1第8節 横浜FM1-2神戸 日産]

 J1リーグは15日、第8節を行い、日産スタジアムでは横浜F・マリノスヴィッセル神戸が対戦し、神戸が2-1で逆転勝利をおさめた。

 横浜FMは11日に行われたJ1第7節広島戦(1-3)から先発5人を入れ替え、今季リーグ戦初先発となったFW伊藤翔が最前線に入った。
 神戸はFWルーカス・ポドルスキが累積警告で欠場となり、前節の浦和戦(2-3)からは先発8人を変更。17歳のMF小林友希がJ1デビューで初スタメン入り。DF高橋峻希は今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 横浜FMがボールポゼッションを高めて攻撃の形をつくり、前半21分、MFオリヴィエ・ブマルが左サイドからカットインして相手を外すと、伊藤とワンツーの形でスピードを上げて突破し、左足シュート。これは好反応を見せたGKキム・スンギュが至近距離でセーブした。

 一方的に横浜FMが押し込む時間帯が続き、31分にはGK飯倉大樹のロングキック1本で左サイドを駆け上がった伊藤がMFダビド・バブンスキーとのワンツーで中に切れ込み、右足シュート。セットプレーからもチャンスを作り、バブンスキーが蹴り込んだ右CKをニアサイドのDF山中亮輔がヘッドで叩いたが、惜しくも枠を捉えられなかった。

 前半終了間際には怒涛の猛攻をかけ、前半40分、バブンスキーの浮き球パスで最終ラインの裏に抜け出したMF天野純がPA内左のゴールライン際からマイナスのクロスを入れ、MF遠藤渓太が右足シュート。最終ラインを攻略し、スルーパスに抜け出す形で伊藤、遠藤が決定的なシュートを放ったが、絶好の先制機を生かせなかった。

 0-0で折り返した後半開始と同時に神戸は交代カードを切り、小林に代えてMF藤田直之、増山に代えてMF安井拓也を投入。藤田と安井がボランチに入り、三田が右サイドハーフに上がった。流れを変えたかったが、均衡を破ったのは横浜FMだった。後半13分、天野の横パスを受けたブマルがDFをかわして突破し、GKとの1対1から左足シュートを押し込んだ。

 開幕後に加入が決まったカメルーン代表MFブマルはこれが移籍後初ゴール。先制に成功した横浜FMは2枚を替え、後半14分、ブマルに代えてMF吉尾海夏、バブンスキーに代えてFWイッペイ・シノヅカを投入。神戸も最後の交代枠を使い、後半15分、FW田中順也に代えてFW渡邉千真を送り込んだ。

 すると、劣勢の神戸がワンチャンスを仕留め、試合を振り出しに戻した。後半27分、後方からのロングフィードで左サイドを抜け出したFW大槻周平がPA内に切れ込んで相手DFの間にパスを通すと、山中に寄せられながらMF三田啓貴が押し込んだ。

 1-1に追いついた神戸は後半34分、カウンターから逆転に成功する。大槻が絶妙なスルーパスを通すと、渡邉が右足シュートでGKの頭上を抜き、ネットを揺らした。これが決勝点となり、2-1で勝利した神戸。J1での横浜FM戦は2011年8月以来、11試合ぶりの勝利となり、過去17回の対戦で1勝6分10敗の“鬼門”を突破。横浜FMは今季2度目の連敗となった。


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