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好セーブ連発も1点に泣く…浦和GK西川「何としてもチームを救いたかった」

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[4.25 J1第10節 柏1-0浦和 三協F柏]

 幾度となく訪れた危機を好セーブでしのいだ。守護神としての役割をまっとうしていた浦和レッズGK西川周作だが、後半27分にゴールをこじ開けられてしまった。

 まず訪れた危機は前半10分だったが、FWクリスティアーノが叩きつけた強烈なヘディングシュートを防ぐ。すると、このプレーで乗った。「入りのところで非常に良い入りができて、狙いを持って一つひとつのプレーをすることができた」。同17分にはPA内に侵入したFW伊東純也の右足シュートをキャッチし、同アディショナルタイムにはFW江坂任の強烈なジャンピングボレーをストップ。さらに後半に入っても、同8分にMF中川寛斗との1対1から放たれたシュートを驚異的な反応で右手1本で阻むなど、ゴールにカギをかけ続けた。

 しかし、後半27分に一瞬の隙を突かれて決勝点を献上してしまう。右サイドからDF中山雄太が送ったクロスをファーサイドの江坂に折り返されると、ゴール前の中川に右足で押し込まれてしまった。

「何としてもチームを救いたかった思いが強い。折り返されたボールに対して、良い準備が一瞬できていなかった。そこは自分が行かせるべきだし、来たボールに対しては自分がしっかりと反応できれば良かった」。好セーブを連発しながらも、1点に泣いた。自身のプレーに手応えがあろうとも、「チームが勝っていない」と声を落とした。

(取材・文 折戸岳彦)
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