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“ほこたて”対決は千葉に軍配! 堅守・岡山から2ゴール奪取で苦手払拭

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PKで追加点を挙げた千葉FW船山貴之

[9.9 J2第32節 岡山0-2千葉 Cスタ]

 暫定16位のジェフユナイテッド千葉が敵地で同9位のファジアーノ岡山を2-0で下した。前半2分にFW指宿洋史が先制ゴールを決め、後半15分にはFW船山貴之がPKで追加点をマーク。前節の山口戦(4-0)に続く完封で7月以来の2連勝を飾った。

 リーグ最少タイ28失点の堅守を誇る岡山と、リーグ最多55得点を記録している千葉の“ほこたて”対決。岡山は2013年シーズン以降、ホームで千葉に5連勝中だったが、先にスコアを動かしたのはアウェーチームだった。

 前半2分に右サイドの高い位置からDF溝渕雄志が右足で低いクロスを送ると、岡山の守備陣をすり抜けてファーに向かったボールに指宿が反応。滑りながら左足で押し込み、2試合連続ゴールで今季7得点目とした。

 岡山は直後の前半4分、MF澤口雅彦からのロングパスを収めたFWイ・ヨンジェがPA内右でDF鳥海晃司に倒され、PKを獲得する。同6分にキッカーを任されたFW齊藤和樹が右足でゴール中央にシュートを放つも、右に飛んだGK大野哲煥が残した足で見事に止めた。

 そのままハーフタイムを迎え、雨脚が強まった後半も千葉が先にゴールを奪う。後半12分、PA内左に進入した指宿は1度目のシュートをGK金山隼樹に止められ、こぼれ球を自ら拾って右足でシュート。MF澤口雅彦に当たって軌道が変化したボールがゴールライン上のDF増田繁人の右腕を直撃し、PKを獲得する。増田はこのプレーで一発退場となった。

 後半15分にPKキッカーを務めた船山はGK金山の逆を突き、右足でゴール左に沈める。指宿と同じく2試合連続ゴールとなり、今季14得点目をマークした。試合は千葉が2-0でリードしたままタイムアップ。岡山はホーム千葉戦で6シーズンぶりの黒星を喫した。

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