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寿人の投入後に決勝点! 千葉が茶島FK弾で今季初勝利&最下位脱出…20位福岡は今季4敗目

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決勝点を挙げた千葉MF茶島雄介

[3.30 J2第6節 福岡0-1千葉 博多陸]

 J2第6節が30日に行われ、22位ジェフユナイテッド千葉はアウェーで20位アビスパ福岡に1-0で勝利した。後半35分にMF茶島雄介が直接FKで決勝点をマーク。千葉は江尻篤彦監督体制初、そして今季初の白星をつかみ、最下位を脱出した。

 前節の新潟戦(1-0)でファビオ・ペッキア監督体制初白星を飾った福岡は、スターティングメンバーの変更はなし。2試合連続ゴール中のFWヤン・ドンヒョンが初出場した前節に続いて先発に名を連ねた。一方、リーグ唯一の未勝利(3分2敗)で最下位に沈む千葉は、前節の京都戦(1-1)からスタメン6人を入れ替え。当初はMF佐藤勇人も先発に入っていたが、試合前のウォーミングアップ中に負傷し、代わってMF田坂祐介が急きょ出場となった。

 開始から押し気味にゲームを進める千葉は、前半8分にファーストチャンス。PA内右のMF堀米勇輝が自らのシュートの跳ね返りを拾い、左足のボレーを試みる。だが、枠をとらえられない。

 前半23分にはDFエベルトからのロングパスをFWアラン・ピニェイロが収め、PA内左でヒールパス。外側から追い越してきたMF工藤浩平が左足を振り抜くも、シュートはGKセランテスに防がれる。さらにA・ピニェイロがこぼれ球を拾って蹴り込もうとするが、再びセランテスにセーブされた。

 福岡もハーフタイム明け早々に好機を創出する。後半1分、PA内右でキープしたヤン・ドンヒョンがDF新井一耀をかわし、右足でシュート。しかし、グラウンダーのボールはわずかにゴール左へ外れた。

 千葉は後半8分にMF矢田旭、同11分に田坂が強烈なシュートでゴールを襲うが、いずれも枠外へ。同24分には足をつった堀米に代え、2枚目のカードとしてFW佐藤寿人をピッチに送り出す。今季18年ぶりに千葉へ復帰した佐藤は、加入後初出場となった。

 すると後半35分、ついに均衡が破られる。PA手前右でFKを獲得した千葉。1人目の交代枠で途中出場していた茶島がキッカーを担い、右足で壁の外を内側に巻くシュートを放つ。これが鮮やかな軌道でゴール右に吸い込まれ、待望の先制点を奪取。茶島は広島時代のチームメイトでもある佐藤と最初に喜びを分かち合い、一緒にサポーターの待つゴール裏へ駆け寄った。

 ビハインドを負った福岡は終盤に反撃を図ったが、0-1のままタイムアップ。2試合ぶりの黒星で今季4敗目を喫し、連勝を逃した。

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