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横浜FMが昇格組大分にリベンジ! エジガル今季9点目、天野純のラストマッチ飾る

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横浜F・マリノスFWエジガル・ジュニオが決勝点

[7.6 J1第18節 横浜FM1-0大分 ニッパツ]

 J1リーグは6日、第18節を各地で行い、横浜F・マリノス大分トリニータと対戦した。前節終了時点で3位と4位の上位対決。互いに持ち味を発揮しながら多くのチャンスをつくり、終盤まで拮抗した展開が続いたが、後半29分に決勝点を沈めた横浜FMが1-0で勝利した。

 ホームの横浜FMは前節のFC東京戦(●2-4)から先発1人を入れ替え、右サイドバックにDF広瀬陸斗を起用。対する大分は前節の浦和戦(○2-0)から3人を入れ替え、DF島川俊郎、MFティティパン、FWオナイウ阿道が先発に入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 コイントスに勝った大分は風上の陣地を選択したが、序盤は一方的に横浜FMが主導権を握った。前半1分、この試合を最後にベルギーのロケレンに期限付き移籍することが決まっているMF天野純が強烈なミドルシュートを狙ったが、惜しくも枠外。同10分にはFWエジガル・ジュニオのボレーがGK高木駿の正面を襲った。

 何とか前に出たい大分は前半22分、オナイウがファウルを受けて得たFKを獲得し、キックで変化をつけようと試みたが、ファーで合わせた島川のヘディングはオフサイド。横浜FMは同28分、MFマルコス・ジュニオールのFKからゴール前で混戦をつくり、こぼれ球を拾った天野がミドルシュートを狙うも、またしても枠を捉えることはできなかった。

 その後は徐々に大分がペースを取り戻し、前半34分、DF鈴木義宜とMF松本怜が右サイドで相手を引きつけ、サイドチェンジにMF高山薫が反応。しかし、クロスは味方に通らない。同36分には松本のクロスにFW藤本憲明が走り込んだが、オフサイドに終わった。大分は同39分のオナイウのシュートも枠を外れ、前半はスコアレスで終えた。

 後半の立ち上がりは大分が勢いよく攻め込んだ。すると後半8分、MF小塚和季がドリブルで相手ディフェンダーをはがすと、グラウンダーでの折り返しがゴール前を襲ったが、横浜FM守備陣がブロック。同9分には、大分のビルドアップミスから天野がスルーパスを送り、これにFW遠藤渓太が抜け出すも、戻ってきた島川がかろうじて防いだ。

 横浜FMは後半17分、M・ジュニオールに代えてMF三好康児を投入。すると同20分、三好のスルーパスに反応したE・ジュニオがシュートを狙ったが、これには高木が立ちはだかった。大分は同25分、MFティティパンに代わってMF長谷川雄志を入れてシステムを3-4-2-1に変更。同28分、星のクロスに小塚がボレーで合わせたが、ミートしなかった。

 すると後半30分、ついに横浜FMがスコアを動かした。敵陣深くでFW仲川輝人が起点をつくり、右サイドの広瀬に流すと、低いクロスに反応したのは今季ここまで8得点を挙げているE・ジュニオ。シュートは一度相手に阻まれたが、こぼれ球を拾って再び右足を振り抜き、今度はゴールネットを揺らした。

 その後は横浜FMが優勢を保ち、仲川と遠藤が立て続けに決定機を迎えるが、大分守備陣も奮闘を続ける。後半41分、横浜FMは決定的なゴールを決めたE・ジュニオに代わってMF大津祐樹を入れると、試合はそのまま終了。第4節では0-2で敗れていた横浜FMが大分にリベンジを果たした。

(取材・文 竹内達也)
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