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ともに“ジャイキリ敗退”を払拭できず…先制した札幌、松本の守備崩せずドロー決着

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先制点を決めた白井康介

[7.7 J1第18節 札幌1-1松本 札幌ド]

 J1リーグは7日、第18節2日目を行った。札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌松本山雅FCが対戦し、1-1で引き分けた。札幌は2試合(1分1敗)、松本は5試合未勝利(2分3敗)となっている。

 天皇杯で苦杯をなめた両者。4日の天皇杯2回戦でHonda FC(JFL)に2-4で敗れた札幌は、MF白井康介とMFアンデルソン・ロペスを除く9人を入れ替え、MF鈴木武蔵やFWジェイらを起用した。対する松本はJ3ヴァンラーレ八戸に延長戦の末に2-3で敗戦。その試合からDF今井智基とDF飯田真輝、MF藤田息吹の3選手を引き続き起用し、MF田中隼磨やFW前田大然らが先発に名を連ねた。

 試合は早々に動いた。札幌は前半7分、左サイドからDF福森晃斗が上げたクロスをジェイがヘディングシュート。左ポストの跳ね返りを白井が胸トラップから右足ボレーを叩き込み、先制に成功する。24分、自陣から福森がロングパスを供給し、抜け出したジェイが絶妙なトラップから左足シュートを放つ。しかし、GK守田達弥のファインセーブに阻まれ、追加点のチャンスを逃した。

 すると、松本が前半のうちに同点に追いつく。31分、右CKからMF宮阪政樹がゴール前に蹴り込み、FW高崎寛之が頭でつないだボールをDF飯田真輝が左足シュート。これは相手のブロック阻まれ、PA内で混戦となったが、最後にDF當間建文が右足でねじ込み、試合を振り出しに戻した。なお、當間はJ1初ゴールとなった。

 追いつかれた札幌が後半の立ち上がりから果敢に仕掛ける。11分、FW鈴木武蔵がドリブルでPA右に進入し、クロスを供給。中央のMFアンデルソン・ロペスは合わせることができず、ファーサイドのジェイが左足で合わせたが、クロスバーを叩く。37分には、シーズン前に右膝半月板損傷で手術を受けたMF駒井善成が今季リーグ戦初出場を果たすが、松本の守備をなかなか崩すことができない。

 攻める札幌、守る松本の展開は変わらず、試合はそのまま1-1で試合終了。勝ち点1を分け合った。

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