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上位3チームが勝ち点40で並ぶ…柏は劇的勝利!CKから2発で徳島に逆転

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逆転ゴールを決めた瀬川祐輔

[7.13 J2第22節 徳島1-2柏 鳴門大塚]

 J2リーグは13日、第22節を行った。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは徳島ヴォルティス柏レイソルが対戦。終盤の2ゴールで柏が2-1で逆転勝利をおさめた。

 後半戦の初陣。最初にチャンスを作ったのは柏だった。前半7分、MFクリスティアーノのスルーパスで抜け出したFWオルンガがPA右で相手をかわして左足シュートを放つ。早々の決定機だったが、惜しくも枠を外れてしまう。19分には、MF菊池大介の左CKからニアのオルンガが頭で合わせる。しかし、クロスバーに当たってゴールラインを割り、チャンスを逃した。

 対する徳島は前半24分、左サイドでワンツーからPA左に進入したMF清武功暉がゴール右を狙って右足シュートを放つ。しかし、名手GK中村航輔のファインセーブに阻まれ、清武は頭を抱えた。

 後半開始から互いに交代カードを使う。柏は菊池に代えてFW瀬川祐輔、徳島はDF田向泰輝に代えてMF渡井理己を投入した。押し込む時間が続く徳島は13分、PA左手前でFKを獲得。キッカーの清武が無回転気味のシュートを放つが、GK中村に阻まれ、こぼれ球にMF小西雄大が詰めたが決めきれなかった。

 それでも徳島は後半16分、右CKの流れから左サイドの敵陣中央から渡井がドリブル突破。FW佐藤晃大のポストプレーからPA左でリターンパスを受けると、右足で狙い澄ましたダイレクトシュートを放つ。これがGK中村の手をかすめながらもゴール右隅に決まり、徳島が先手を取った。

 まずは追いつきたい柏は後半29分、PA右のオルンガにボールが入り、ターンから左足シュートを放つがクロスバーを直撃。それでも41分、左CKからオルンガがヘディングシュートを放ち、ゴール前にこぼれたボールをDF鎌田次郎が右足で押し込み、土壇場で同点に追いついた。

 後半はなかなかチャンスを作れなかった柏だが、鎌田の一撃で攻撃の勢いが増すと、後半45分だった。MFクリスティアーノの右CKから瀬川がヘディングシュートを放つ。これがゴール左隅に吸い込まれ、柏が2-1で逆転勝利。4連勝を飾った。柏は3位のままだが、上位3チームが勝ち点40で並び、5位まで勝ち点1差の大混戦となっている。一方の徳島は7試合ぶりの黒星を喫した。

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