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イニエスタが1か月ぶり復帰!小川2発の神戸、仙台に完封勝利で連敗ストップ

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MF小川慶治朗が2ゴール

[11.2 J1第30節 神戸2-0仙台 ノエスタ]

 J1リーグは2日、第30節2日目を各地で行った。ノエビアスタジアム神戸では11位ヴィッセル神戸と12位ベガルタ仙台が激突。MF小川慶治朗の2ゴールの活躍により、神戸が2-0で連敗を止めた。

 リーグ戦2連敗中の神戸は、MFアンドレス・イニエスタが先月5日の広島戦以来、約1か月ぶり復帰。FWルーカス・ポドルスキはベンチ入りしたが、MFセルジ・サンペールは7月6日の清水戦以来、約4か月ぶりにベンチ外となった。2連勝を目指す仙台は、2試合ぶりにDF金正也が先発入り。昨季、神戸に在籍していたMF松下佳貴とFW長沢駿は古巣対決となる。

 仙台・渡邉晋監督が試合前に語ったように、序盤から神戸がボールの主導権を握る。そして、先制点は前半16分に生まれた。MF山口蛍がPA左へ縦パスを送り、FWダビド・ビジャが仕掛けてこぼれたボールに小川が反応。PA中央から右足を振り抜くと、金正也に当たってコースが変わり、ゴール右に吸い込まれた。

 このゴールで神戸はJ1通算900ゴールを達成。その後も山口、イニエスタを中心にパスを回すものの、仙台の守備を崩し切るには至らず、なかなか決定機を作り出すことができない。一方の仙台は、守備から縦に早く攻め込んだが、同点に追いつくことができず、前半を1点ビハインドで終えた。

 仙台は後半12分、バックパスを受けたGK飯倉大樹のドリブル突破を止め、こぼれ球をMF富田晋伍が無人のゴールに蹴り込むが、わずかに枠を外れる。15分には左CKから松下がボレーシュートを放つが、これも枠を捉えることができず、18分にはMF関口訓充に代えてFWハモン・ロペスを投入した。

 同点を目指して前に出ていた仙台に対し、耐え凌いだ神戸がワンチャンスをしっかりモノにする。後半24分、自陣からDFトーマス・フェルマーレンが前線へロングパスを送り、MFシマオ・マテの裏を取ったFW古橋亨梧が抜け出し、相手を引きつけてラストパス。これを小川がPA内から右足ダイレクトで流し込み、2-0とリードを広げた。

 苦しい状況となった仙台は、前半30分に2枚替えを敢行。金正也と長沢を下げ、MF石原崇兆とFWジャーメイン良をピッチに送り込み、交代カードを使い切った。積極的な仕掛けをみせたジャーメインがPA手前でDFダンクレーのファウルを誘うなど、神戸守備陣を脅かしたが、1点を返すことはできず。試合はそのまま2-0でタイムアップを迎え、神戸が完封勝利で3試合ぶり白星を飾った。

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