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FC東京、浦和に16年ぶり味スタ勝利で2位浮上!! 橋本拳人のラストマッチ飾る

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FC東京浦和レッズに完封勝利

[7.18 J1リーグ第5節 FC東京 2-0 浦和 味スタ]

 J1リーグは18日、第5節を開催し、味の素スタジアムでは4位のFC東京(3勝1敗)と2位の浦和レッズ(3勝1分)が対戦。前半45分にFWディエゴ・オリヴェイラの得点で先制したFC東京が、後半21分にFWアダイウトンの得点で突き放して2-0の完封勝利を収めた。

 ホームのFC東京は7月12日の第4節横浜FM戦(○3-1)から先発3人を入れ替え、FWレアンドロ、MF安部柊斗、DF小川諒也、そしてロシアのロストフへ完全移籍するため、この試合がFC東京ラストマッチとなるMF橋本拳人らを先発起用。一方、アウェーの浦和は第4節鹿島戦(○1-0)から先発3人を入れ替え、FW杉本健勇、MF柴戸海、今季初出場となるDFマウリシオらがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 FC東京にとって、味スタでの浦和戦は鬼門。04年以降、カップ戦を含めて15戦未勝利(6分9敗)と勝利から見放されている。序盤からボールを保持する展開となったホームチームは、前半17分にレアンドロ→安部→レアンドロ→D・オリヴェイラとつないだボールから小川がフィニッシュに持ち込むが、ボールはゴール右に外れた。一方の浦和は同24分、マウリシオのロングフィードをFW興梠慎三が落とし、杉本が狙うもGK林彰洋の守備範囲に飛んでしまった。

 スコアが動かないまま試合が進むが前半終了間際の同45分、FC東京が先制に成功する。DF森重真人のサイドチェンジを受けたDF室屋成のクロスを浦和守備陣がクリアし切れず。後方にポジションをとっていたD・オリヴェイラに当たったボールはゴールマウスに収まり、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った浦和は後半開始から汰木に代えてMF関根貴大を投入。さらに同11分にはFWレオナルドとMFマルティノスを同時投入して状況を打開しようと試みる。

 しかし、またもやスコアを動かしたのはFC東京だった。後半21分、センターサークル内でMF青木拓矢のコントロールミスを拾ったアダイウトンがドリブルを開始。追走する青木、マウリシオ、岩波をスピードで振り切ってPA内まで持ち込み、右足のシュートでネットを揺らしてリードを2点差に広げた。

 その後、FC東京に追加点こそ生まれなかったものの、浦和の反撃も許さずに2-0の完封勝利。味スタでの対浦和戦、16年ぶりとなる白星を獲得して2位に浮上した。敗れた浦和は今季初黒星を喫することになった。
(取材・文 折戸岳彦)
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