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鹿屋体育大在学中の大分FW藤本一輝がJデビュー「自分の特長は通用すると思った」

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鹿屋体育大在学中のFW藤本一輝(4年=藤枝明誠高)が大分トリニータの一員としてJデビュー

[7.18 J1第5節 G大阪2-1大分 パナスタ]

 大分トリニータの特別指定選手として登録されている鹿屋体育大のFW藤本一輝(4年=藤枝明誠高)が、第5節G大阪戦でJリーグデビューを果たした。後半18分から途中出場し、持ち味のドリブルや積極的なシュートを披露。すでに出場4試合目を数えた福岡大MF井上健太(4年=立正大淞南高)との共演も果たした。

 後半18分、今季初ゴールを決めていたFW渡大生との交代でピッチに入り、シャドーのポジションを担った。投入前には「自分の持ち味をガンガン出してチャレンジしろ。持ち味を存分に出してこい」と伝えられていたという22歳。そんな指示通り、後半21分にはさっそく挨拶がわりの強引なドリブルシュートを放った。

 後半23分の場面は再びドリブル突破をしかけてボールを奪われたが、34分にはDF三竿雄斗とのワンツーでゴールライン際を打開するプレーも。大分の前線は周囲との連係も求められる中、まずは自身の持ち味を全面的に出すような形で異色の個性を披露した。

「出たこと自体はうれしいけど、チームとして勝ち切れなかったので悔しい気持ちの方が大きい」。敗戦をそう振り返った藤本だったが「外から見ていても相手のクオリティーに驚く部分もあったが、自分の特長は通用すると思った」と手応えも口にした。

 すでに来季の正式加入も内定しており、今季も九州大学リーグの再開までは大分で活動していく予定。今後に向けては「何回か連携でうまくいかない部分があり、練習からコンビネーションをよくしていきたいと思った。勝ちきれるために点を決められる選手になっていきたい」と成長を誓った。

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