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福岡MF前寛之が新型コロナ陽性…選手、関係者45名を対象にPCR検査実施

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 アビスパ福岡は3日、MF前寛之に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが確認されたと発表した。なお、同日に選手、チーム関係者45名を対象にPCR検査を実施しており、検査結果については、判明次第公表するとしている。

 前は2日に行われる予定だったJ2リーグ第9節大宮戦に向け、チームバス、飛行機にて大宮へ移動。しかし、新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いとの連絡を受け、ドクター管理の下、チームバスとは別車両にて、受入れ先の神奈川県内の医療施設へ移送された。3日に神奈川県内の医療施設にてPCR検査を受け、17時30分頃に陽性判定が出たという。なお、大宮vs福岡は 当日の試合開催前に濃厚接触者の特定ができないことが確認されたため、スタメン発表後に急遽中止となっている。

 前は現在は無症状だが、今後も医療施設にて経過観察となる見込み。直近2週間の行動履歴は、練習以外、自治体等から発せられる懸念先への行動はなく、感染経路は分かっていない。7月27日にクラブスタッフの感染が判明した際に実施したPCR検査での陽性反応はなく、体調管理システムおよび練習前や試合日に行っている検温でも、目立った異常はなかったという。

 クラブは今後の対応として、トレーニングはPCR検査の結果が分かり次第決定し、管轄保健所のご指導のもと施設の消毒、選手スタッフの体調管理等、改めて万全の対策を講じた上で行う。なお、8日のJ2リーグ第10節甲府戦は、安心して来場できる環境を整え、実施する予定で準備を進めるとしている。

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