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昨季の“堅守2強”、C大阪vsFC東京は両GKの好セーブ光ってスコアレスドロー

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FC東京U-15むさしの先輩後輩のマッチアップも

[8.9 J1第9節 C大阪0-0FC東京 ヤンマー]

 J1リーグは9日、第9節を行い、セレッソ大阪FC東京の一戦は0-0の引き分けに終わった。C大阪はこれで5戦負けなし。FC東京はMF橋本拳人の移籍以降4戦勝ちなしだが、守護神交代に踏み切った一戦で4試合ぶりの無失点となった。

 ホームのFC東京は前節の鳥栖戦(●2-3)から先発2人を変更し、長谷川健太監督はGK林彰洋をベンチに下げて22歳のGK波多野豪を抜擢。またMF三田啓貴に代えてMFアルトゥール・シルバも起用した。対するC大阪は前節の湘南戦(○1-0)から1人を入れ替え、FW鈴木孝司に代わってFWブルーノ・メンデスが先発した。

 昨季のJ1リーグで最少失点だったC大阪と、2番目に少なかったFC東京との対戦。C大阪は今季もわずか5失点と堅守をキープし、FC東京は12失点と苦しい戦いが続く中、C大阪が先に決定機をつくった。前半11分、左サイドでロングフィードを受けたMF清武弘嗣のクロスに対し、ファーで合わせたのはFC東京U-15むさし出身のFW坂元達裕。しかし、ここはアカデミーで2学年後輩だった波多野がスーパーセーブを見せた。

 J1デビュー戦の守護神にピンチを救われたFC東京は徐々にペースを掴み、FWディエゴ・オリヴェイラ、FWレアンドロ、FW永井謙佑の3トップが攻撃を担う。それでも前半28分、レアンドロとのワンツーで抜け出したディエゴのシュートがGKキム・ジンヒョンに阻まれると、45分にはセットプレーからDF森重真人のヘッドが枠を外れ、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 後半3分、C大阪はB・メンデスの落としを受けた坂元がカットインから左足を振り抜くも、ここも波多野が横っ飛びでセーブ。その後はC大阪がFW都倉賢やFW高木俊幸、FC東京がMF内田宅哉、FW原大智、FWアダイウトンを入れてゴールを狙った。後半アディショナルタイムにはFC東京がアダイウトンのクロスからレアンドロが決定的なヘディングシュートを放ったが、ここはキム・ジンヒョンがスーパーセーブ。0-0のままタイムアップを迎えた。

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