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今季2ゴール目も空砲に…横浜FM水沼「チームを勝たせられる選手にならないといけない」

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横浜F・マリノスMF水沼宏太

[11.3 J1第31節 横浜FM2-3鹿島 日産ス]

 今季2ゴール目で先制点をもたらしたが、またしても勝利にはつながらなかった。横浜F・マリノスMF水沼宏太は試合後、「もっと結果を残して、チームを勝たせられるプレーヤーにならないといけない」と力を込めた。

 0-0で迎えた前半17分、左サイドを突破したDF小池龍太からのグラウンダークロスがゴール前に送られると、反応したのは逆サイドの水沼だった。DF永戸勝也との走り合いを制したMFは、最後は右足を伸ばしてアウトサイドでシュート。このボールがゴールマウスに吸い込まれ、10月17日のC大阪戦以来4試合ぶりの今季2ゴール目が決まった。

 もっとも、0-4から1点を返すのみにとどまったC大阪戦と同様、このゴールも勝利には結びつかなかった。横浜FMは前半27分にもFWエリキのゴールで追加点を奪ったものの、同39分にわずかなスペースを突かれてFW上田綺世にボレーシュートを決められると、後半にも2つのスーパーゴールを献上。ホームゲームで痛い逆転負けを喫した。

「90分通して勝ちたい気持ちを一人一人が前面に出しきれなかった。勝つために何をしないといけないか、審判に矢印を向けるんじゃなく、自分たちに矢印を向けていかないといけないし、そういうところを狙ってくるのが鹿島。一瞬のスキを見せてしまったし、やるべきことをやり切れなかった」。

 試合をそう振り返った水沼は「とにかくチームとしてミスをする場所が悪かった。ゴールから近い場所でミスをすると危険なので、そこを重点的に課題として考えるべき」と敗因を指摘。自らにも責任の矢印を向けつつ「結果を残さないと信頼を得られない。足りないから先発が10試合でとどまっている。もっと結果を残して、チームを勝たせられるプレーヤーにならないといけない。次もチャンスをもらえるのであれば責任感を持って、チームを勝たせられるようにプレーしたい」と奮起を誓った。

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