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長崎しっかり追走!2連勝、5戦負けなしで昇格圏と勝ち点5差キープ

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[11.4 J2第31節 長崎3-1町田 トラスタ]

 V・ファーレン長崎がホームでFC町田ゼルビアを3-1で下した。2連勝の長崎の勝ち点は57。ただ首位の徳島、2位の福岡がともに勝利したため、勝ち点差5は変わらなかった。しかし大宮に1-2で敗れた4位の北九州との勝ち点差は7に広がった。

 追いかける長崎は勝ち点を積み上げるしかない。先制点は前半ラストプレー、エリア手前でこぼれ球に反応したMF加藤大が左足をダイレクトで振り抜く。左隅に飛んだボールはGK福井光輝の手を弾いてゴールネットを揺らす。

 さらに長崎は後半7分、MF氣田亮真がミドルレンジから右足を振り抜くと、ボールはDF深津康太に当たってコースが変わる。これがGKの逆を突く形となり、追加点になる。ルーキー氣田は3試合ぶりとなる2点目。ただ初得点はPKから奪ったものだったため、流れの中からは待望の初ゴールになった。

 町田も後半30分にMF岡田優希の今季2点目で1点差に詰め寄るが、同44分、FW名倉巧のシュートのこぼれ球をループで押し込んだ加藤のシュートはDFにライン上でかき出されたが、MFルアンがジャンピングボレーで押し込み、長崎の勝利を決定づける。昇格に向け勢いをつけたい長崎が、2連勝で5戦負けなしとした。

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