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「相当強いと感じた」千葉が相手…相模原・三浦監督「我々がどうするか考えた」

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[4.25 J1リーグ第10節 千葉 0-1 相模原 フクアリ]

 放たれたシュート数は15本。そして、CKの機会は11回与えた。しかし、試合には勝利した。SC相模原三浦文丈は「我々がどうするか考えた」結果、導いた戦い方で6試合ぶりの勝ち点3をもたらした。

 対戦相手の千葉は、ここ3試合無失点、そして2勝1分と調子が上向き。「ジェフは直近の試合で規律正しいサッカーができていて、相当強いと感じた」という指揮官は、「我々の良さである守備をオーガナイズし、良い守備から良い攻撃というのを言ってきた」とまずは守備に重点を置いて試合に臨んだ。

 千葉にボールを保持されようとも焦りはない。「(守備を)セットして、岡野(洵)や鈴木(大輔)にボールを持たせて運ばせた方が相手は嫌じゃないかと」。そう語ったように、DF岡野洵とDF鈴木大輔へのプレッシャーは最低限。打ち込まれる縦パスにしっかり反応し、効果的な攻撃につなげさせなかった。

 時おり鋭いカウンターでゴールを脅かしつつ、後半7分にはワンチャンスをモノにする。MF舩木翔が放り込んだロングスローの流れから波状攻撃をかけると、最後はDF白井達也が蹴り込んで先制点を奪取した。

 その後は圧力を強める千葉に押し込まれる時間帯が続いた。だが、「集中を切らさずにやれた」と最後まで粘り強く対応し、同点ゴールを許さずに逃げ切りに成功。「ある意味、我々らしい戦い方で勝ち点3を取れたゲームだった」と振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)
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