FC町田ゼルビアは29日、ヴィッセル神戸からMF安井拓也(22)が完全移籍で加入することを発表した。トップチームへの合流は30日の予定。試合に出場できるのは第2登録期間(ウインドー)が始まる7月16日以降となる。

　兵庫県出身の安井は神戸の下部組織で育ち、2017年からトップチームに昇格。同年にプロデビューを果たした。今季はここまでJ1リーグ戦5試合、ルヴァン杯6試合に出場。天皇杯では1試合の出場で1得点を記録していた。

　町田のクラブ公式サイトを通じ、「コロナ禍の厳しい状況の中で、オファーをいただけたことに感謝しています。自分の力を発揮し、チームに還元できるよう全力を尽くします。昇格を目指して戦いましょう」と決意を語っている。

　また、神戸のクラブ公式サイト上では「アカデミー時代からお世話になりました。スタンドから見える僕のユニホームやフラッグ、とても嬉しかったです。ありがとうございました。アカデミー時代からいただいた皆様の声援は忘れません」と感謝を伝え、「新天地でも頑張ってきます」と誓った。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF安井拓也
(やすい・たくや)
■生年月日
1998年11月21日(22歳)
■出身地
兵庫県加古郡
■身長/体重
174cm/66kg
■利き足
右
■経歴
天満南FC-パルセイロ稲美FC-神戸U-15-神戸U-18-神戸
■代表歴
2013年:U-15日本代表
2014年:U-16日本代表
2015年:U-17日本代表
2016年:U-19日本代表
■出場歴
J1リーグ:41試合1得点
カップ戦:18試合
天皇杯:9試合3得点
ACL:7試合

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