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神戸3連勝で3位浮上も、イニエスタとGK前川、菊池、郷家が負傷交代…湘南は東京五輪代表GK谷が体調不良で欠場

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[7.3 J1第21節 神戸3-1湘南 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸がホームで湘南ベルマーレを3-1で下した。3連勝の神戸は勝ち点を37に伸ばして名古屋と並ぶと、得失点差で逆転して3位に浮上した。湘南は2連敗。

 今節を終えると東京五輪代表に選ばれたメンバーが離脱。しかし湘南は同メンバーに選ばれるGK谷晃生がベンチ外。試合前のDAZNのインタビューに答えた浮嶋敏監督は、「コンディション不良」によるものだと説明。あくまでも体調不良で、怪我によるものではないことを強調した。

 そんな中で先制点は湘南が奪った。前半12分、FW町野修斗からのパスを受けたMFタリクが勢いのままエリア内に侵入。GK前川黛也も手に当てたが、コースが変わったシュートがゴールネットを揺らした。タリクのゴールは昨年7月26日の川崎F戦以来。

 しかし神戸もすぐに反撃。前半17分、MFセルジ・サンペールのスルーパスで抜け出したFW古橋亨梧がGK富居大樹の股下を抜くシュートで同点弾を決める。

 だがこの後、神戸に最初のアクシデント。前半41分にMFアンドレス・イニエスタが激しい接触はなかったが自ら交代を要求して交代。足に筋肉系のトラブルがあったとみられる。昨年末に右もも裏の手術を行ったイニエスタ。怪我の再発でないことを祈るばかりだ。

 それでも神戸は前半アディショナルタイム1分、MF山口蛍の左サイドへの展開からFWドウグラスがクロス。これにニアに走り込んだ山口が頭でゴールにねじ込み、前半のうちに試合をひっくり返すことに成功する。

 ただ神戸は後半開始と同時にDF菊池流帆が交代。さらに同15分にGK前川がピッチ脇にしゃがみ込んでしまう。中継映像では下腹部を抑えるような仕草も確認できたが、担架に乗せられて交代。この試合3つ目のアクシデントによる交代が行われる。

 そんな中で後半18分、神戸は古橋の奪ったボールからカウンターを発動。古橋がドリブルで持ち込んでアーリークロスを出すと、イニエスタと交代で入っていたMF中坂勇哉がダイレクトボレーで合わせる。

 2点のリードを奪った神戸はこのまま逃げ切りを目指すが、後半30分にこの試合4度目の負傷アクシデント。MF郷家友太がピッチ中央でしゃがみ込み、治療を要求。そのまま担架に乗せられてピッチをあとにした。3-1で逆転勝ちし、3位に浮上した神戸だが、後味の悪さが残った。

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