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金沢がJ中断期間に“架空のチーム”と対戦へ「世界を見渡しても初めての事例」

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 ツエーゲン金沢は13日、J2リーグ中断期間の今月21日に架空のチーム「葉羽エストレーノ」とのスペシャルマッチを開催することが決まったと発表した。19時キックオフ。クラブによると、実在のJクラブと架空のクラブが対戦するのは初めてだという。

 金沢は公式サイトを通じて「この中断期間、前半戦で浮かび上がった課題の修正にあたる。その一環として7月21日(水)に架空のチーム『葉羽エストレーノ』とのスペシャルマッチを戦う」と経緯を説明。代表取締役GMの西川圭史氏が「クラブ理念の『挑戦を、この街の伝統に。』を掲げる我々としては、架空のチームと対戦するという挑戦を通して、違った角度からサッカーの面白さを伝えたいと思っています。また、後半戦で良いスタートができるよう課題を修正し、挑みます」とコメントしている。

 葉羽エストレーノは昨年春、コロナ禍でJリーグが中断していた期間に生まれた架空のクラブ。架空のリーグ「中村銀行JS2リーグ」を戦っている。金沢と葉羽はいずれも実在のブランド「ヒュンメル」のユニフォームを着用。また実在のカレーショップ「チャンピオンカレー」がスポンサーについているという共通点がある。MF柴亮、MF米山貴弘、DFオ・ヒルゴハンら所属選手は全員が架空の選手となっている。

 葉羽エストレーノの龍恭平代表(※実在)も金沢を通じてコメントを発表。「架空のサッカークラブとプロサッカークラブとの対戦は、世界を見渡しても初めての事例となるかと思います。架空世界を楽しんでもらいつつ、皆さんの街のサッカークラブを応援するきっかけとなれるように、新スタンダードをつくり上げていきたいと思います」と試合の意義を語っている。

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