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鹿島DF犬飼が2ゴールで劇的決勝点!! 湘南は五輪フル出場GK谷が早速スタメンもチーム救えず4連敗

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DF犬飼智也が2ゴール

[8.9 J1第23節 湘南1-2鹿島 レモンS]

 J1リーグは9日、第23節を各地で行い、鹿島アントラーズ湘南ベルマーレを2-1で下した。鹿島はDF犬飼智也が劇的な決勝点を含む2ゴールという大活躍を見せた。一方の湘南は4連敗となった。

 ホームの湘南は7月11日の第22節・FC東京戦(●0-1)以来約1か月ぶりの公式戦。東京五輪で全6試合フル出場だったGK谷晃生がさっそく先発した。対する鹿島は7月24日の第2節延期分・G大阪戦(○1-0)以来約2週間ぶりの公式戦。五輪代表のFW上田綺世はメンバーを外れ、DF町田浩樹もベンチに控えた。またポルティモネンセから復帰したDF安西幸輝もベンチに入った。

 台風の影響で強風が吹き荒れる中で行われた試合は前半13分、湘南が先手を取った。右サイドで獲得したFKはMF三幸秀稔のキックが相手に阻まれるも、左サイドに流れたボールをMF茨田陽生が拾い、果敢な切り返しから低いクロスを供給。これに反応したFW大橋祐紀が左足ボレーで突き刺した。

 それでも鹿島も前半29分、スーパーゴールで追いつく。高い最終ラインで構えていたDF犬飼智也がMF三竿健斗からのパスを受け、ゴール前30mの位置から右足を一閃。強烈なシュートがクロスバーに直撃すると、ボールはGKの谷に当たって再び跳ね返り、ゴールマウスに吸い込まれた。

 後半も一進一退の攻防。鹿島は18分、風で流れたクロスを受けたFWエヴェラウドが豪快なバイシクルシュートを狙うも谷のスーパーセーブに阻まれる。湘南も同30分すぎ、FWウェリントンとFWタリクが立て続けに決定機を迎えたが、いずれもGK沖悠哉がスーパーセーブを見せた。

 そのまま試合が終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム2分、最後にドラマが待っていた。鹿島は左からのCKをMF遠藤康がゴール前に送り込むと、犬飼がヘディングシュート。このボールがDF畑大雅に当たって軌道が変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。谷はゴール前の競り合いで抗議をしたが、そのまま判定は覆らず。土壇場のゴールで鹿島が勝ち点3を奪った。

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