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好機に顔出して“5分の1”も…鳥栖FW山下敬大「もっともっと練習しないと」

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サガン鳥栖FW山下敬大

[8.14 J1リーグ第24節 浦和 2-1 鳥栖 浦和駒場]

 果敢にゴールを狙った。放ったシュートは両チーム最多となる5本。その内の1本を得点に結び付けたサガン鳥栖FW山下敬大だったが、チームを勝利へと導けずに唇を噛んだ。

 試合開始早々の前半4分に好機が訪れた。左サイドで仕掛けたFW小屋松知哉が巧みな右足アウトでのラストパスを送ると、ゴール前で反応。左足ダイレクトで合わせたシュートはゴールを強襲したものの、GK西川周作に阻まれてネットを揺らすには至らなかった。

 0-1と1点のビハインドを背負って迎えた前半アディショナルタイム、再び好機が訪れる。右サイドからDF飯野七聖が送ったグラウンダーのクロスを小屋松がワンタッチで浮かすと、ワンバウンドしたボールを右足ボレー。叩き付けられたボールは西川の股を抜いて、ネットに突き刺さった。

「前半立ち上がりにチャンスが来た中で決められずに、先制も許してしまった。前半のうちに追い付く気持ちを持っていたし、ボールにしっかり当ててゴールできて良かった」

 後半もフィニッシュに持ち込む場面を作り出したが、得点には結び付けられず。後半39分に決勝点となるPKを沈められ、チームは1-2で敗れた。「多くの機会をチームメイトに作ってもらったにも関わらず、1点しか取れなかった。2点目を取ることができずに責任を感じているし、もっともっと練習しないといけない」と悔しさを滲ませた。

(取材・文 折戸岳彦)
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