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後半ATにドラマ!90+6分の土壇場決勝ゴールで福岡が8戦ぶり勝利…C大阪は11戦未勝利

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福岡MFジョルディ・クルークスが値千金の決勝ゴール

[08.15 J1第24節 福岡2-1C大阪 ベススタ]

 J1第24節が15日に行われ、ベスト電器スタジアムではアビスパ福岡セレッソ大阪が対戦し、福岡が2-1で勝利した。後半アディショナルタイムにMFジョルディ・クルークスが値千金の決勝ゴール。福岡は5月22日の第15節湘南戦以来、8試合ぶりに白星を飾った。

 先手を取ったのは福岡だった。前半39分、DFエミル・サロモンソンが右後方から鋭いクロスを供給すると、これに反応したFW山岸祐也はバウンドしたボールに技ありの右足ボレーでねじ込み、先制に成功した。

 反攻を強めたC大阪も前半終了間際にゴールを奪う。前半アディショナルタイム1分、PA左ゴールライン際からMF藤田直之が折り返すと、相手のマークをうまく剥がしたFWアダム・タガートが強烈ヘッドで突き刺し、待望のリーグ初ゴールをマークした。

1-1で前半を折り返すと、福岡がセットプレーやカウンターから次々とチャンスを創出する。対するC大阪も徐々に押し返し、MF坂元達裕やアダムタガート、MF清武弘嗣がフィニッシュに持ち込む。後半29分にはDF松田陸の右足アウトにかけた鋭いシュートが枠を捉えたが、GK村上昌謙のファインセーブに阻まれ、惜しくも得点機を逃した。

 互いにチャンスを生かせず1-1のまま後半アディショナルタイムに突入。引き分け濃厚かと思われたが、終了間際にドラマが待っていた。

90+6分、ジョルディ・クルークスがPA右手前から持ち出すと、GKとDFの間へシュート性のクロスを供給。これに合わせようとFWジョン・マリが猛然と詰めたことでGKキム・ジンヒョンは反応できず、バウンドしたボールがそのままゴールマウスに吸い込まれた。値千金の決勝ゴール。福岡は2-1で劇的な勝利を飾り、8試合ぶりの白星を飾った。

 C大阪は6試合連続の引き分けとなればJ1最長記録となったが、土壇場で勝ち点を取りこぼし、6試合ぶりの黒星。11戦未勝利と苦境に陥っている。

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