下位対決はエースが豪快1発の柏に軍配、復調の横浜FCを退ける
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[8.29 J1第27節 柏2-1横浜FC 三協F柏]
29日に行われたJ1第27節、三協フロンテア柏スタジアムでは、FW瀬川祐輔とMFクリスティアーノの得点で柏レイソルが横浜FCに勝利した。
リーグ再開後の4試合で2勝1分1敗と復調の兆しを見せる柏は、中2日で迎える前節・徳島戦(○1-0)の先発から1選手を入れ替え、DF大南拓磨が5試合ぶりに復帰。徳島戦で得点した瀬川、U-20日本代表候補に選出されたFW細谷真大が2トップに入った。
対する横浜FCも直近4試合で2勝1分1敗と勝ち点を積み上げ、前節・G大阪戦(○3-1)で4か月半ぶりに最下位を脱出した。スタメンはG大阪戦と同じ11人が並び、FW三浦知良は5試合連続でのベンチ入りとなった。
[スタメン&布陣はコチラ]
開始2分で瀬川がボレーシュートを見舞うなど柏が攻勢をかけるも、球際激しく、攻守の切り替えが早い展開となる。
飲水タイム直後の前半29分、柏がスコアを動かす。MF戸嶋祥郎が高い位置でDF韓浩康のパスをカットすると、一気にゴール前へ。クリスティアーノのクロスは横浜FC守備陣にクリアされるが、こぼれ球を戸嶋がダイレクトでとらえると、瀬川がコースを変えてゴールネットに吸い込まれた。
しかし、横浜FCもすぐさま反撃、セットプレーから同点に追いつく。33分、MF瀬古樹が自ら得たFKでキッカーを務めてゴール前に長いボールを入れると、FW渡邉千真が頭で合わせた。
前半42分には柏に勝ち越しのチャンス。瀬川がDFガブリエウに倒されてPKを獲得するも、クリスティアーノのシュートはゴールポストの左に外れてしまった。
1-1の後半、先に動いたのは横浜FCだった。9分、MFアルトゥール・シルバに代えてMF小川慶治朗を投入。小川をシャドーに入れた。
横浜FCがセットプレーを獲得する時間が続き、19分にはCKのこぼれ球を韓浩康が狙ったが、シュートはGKキム・スンギュの正面をついてしまう。
飲水タイム前には柏も相手ゴール前での時間を増やし、クリスティアーノ、大南で右サイドを突破すると、クロスに戸嶋が飛び込んだが、合わせ切ることはできなかった。それでも飲水タイム明けの26分、柏は自陣からカウンターに出ると、クリスティアーノがハーフウェーライン上から瀬川に縦パスを入れる。タメをつくった瀬川が横パスを入れると、リターンを受けたクリスティアーノが右足を一閃。ゴール右上にシュートが突き刺さり、柏が勝ち越しに成功した。
再び1点を追うことになった横浜FCは、渡邉とMFマギーニョを下げてDF前嶋洋太とFWフェリペ・ヴィゼウをピッチに送り込んだ。横浜FCに押される展開が続く柏は、38分にMF三原雅俊とFWアンジェロッティを、4分後にはDF高橋峻希とDF高橋祐治を入れて逃げ切りをはかる。
ともに5人目の交代枠を使い切る中、アディショナルタイムにはセットプレーからガブリエウのヘディングがゴールマウスをとらえたが、GKキム・スンギュがビッグセーブを見せて得点を許さず。2-1のまま柏が連勝を飾って勝ち点を30にのばした。
横浜FCはアディショナルタイムに瀬古が危険なスライディングで一発退場となり、勝ち点を積み上げることはできなかった。
(取材・文 奥山典幸)
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29日に行われたJ1第27節、三協フロンテア柏スタジアムでは、FW瀬川祐輔とMFクリスティアーノの得点で柏レイソルが横浜FCに勝利した。
リーグ再開後の4試合で2勝1分1敗と復調の兆しを見せる柏は、中2日で迎える前節・徳島戦(○1-0)の先発から1選手を入れ替え、DF大南拓磨が5試合ぶりに復帰。徳島戦で得点した瀬川、U-20日本代表候補に選出されたFW細谷真大が2トップに入った。
対する横浜FCも直近4試合で2勝1分1敗と勝ち点を積み上げ、前節・G大阪戦(○3-1)で4か月半ぶりに最下位を脱出した。スタメンはG大阪戦と同じ11人が並び、FW三浦知良は5試合連続でのベンチ入りとなった。
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飲水タイム直後の前半29分、柏がスコアを動かす。MF戸嶋祥郎が高い位置でDF韓浩康のパスをカットすると、一気にゴール前へ。クリスティアーノのクロスは横浜FC守備陣にクリアされるが、こぼれ球を戸嶋がダイレクトでとらえると、瀬川がコースを変えてゴールネットに吸い込まれた。
しかし、横浜FCもすぐさま反撃、セットプレーから同点に追いつく。33分、MF瀬古樹が自ら得たFKでキッカーを務めてゴール前に長いボールを入れると、FW渡邉千真が頭で合わせた。
前半42分には柏に勝ち越しのチャンス。瀬川がDFガブリエウに倒されてPKを獲得するも、クリスティアーノのシュートはゴールポストの左に外れてしまった。
1-1の後半、先に動いたのは横浜FCだった。9分、MFアルトゥール・シルバに代えてMF小川慶治朗を投入。小川をシャドーに入れた。
横浜FCがセットプレーを獲得する時間が続き、19分にはCKのこぼれ球を韓浩康が狙ったが、シュートはGKキム・スンギュの正面をついてしまう。
飲水タイム前には柏も相手ゴール前での時間を増やし、クリスティアーノ、大南で右サイドを突破すると、クロスに戸嶋が飛び込んだが、合わせ切ることはできなかった。それでも飲水タイム明けの26分、柏は自陣からカウンターに出ると、クリスティアーノがハーフウェーライン上から瀬川に縦パスを入れる。タメをつくった瀬川が横パスを入れると、リターンを受けたクリスティアーノが右足を一閃。ゴール右上にシュートが突き刺さり、柏が勝ち越しに成功した。
再び1点を追うことになった横浜FCは、渡邉とMFマギーニョを下げてDF前嶋洋太とFWフェリペ・ヴィゼウをピッチに送り込んだ。横浜FCに押される展開が続く柏は、38分にMF三原雅俊とFWアンジェロッティを、4分後にはDF高橋峻希とDF高橋祐治を入れて逃げ切りをはかる。
ともに5人目の交代枠を使い切る中、アディショナルタイムにはセットプレーからガブリエウのヘディングがゴールマウスをとらえたが、GKキム・スンギュがビッグセーブを見せて得点を許さず。2-1のまま柏が連勝を飾って勝ち点を30にのばした。
横浜FCはアディショナルタイムに瀬古が危険なスライディングで一発退場となり、勝ち点を積み上げることはできなかった。
(取材・文 奥山典幸)
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