beacon

連勝ストップも名古屋、金崎復帰の明るいニュース「今できることを一生懸命」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.29 J1第27節 名古屋1-1清水 豊田ス]

 名古屋グランパスはホームで清水エスパルスと1-1で引き分けて、連勝が3でストップした。先制した今季のリーグ戦はここまで14勝1敗。圧倒的な勝率を誇っていたが、初の追いつかれての引き分けになった。

 マッシモ・フィッカデンティ監督は試合後の会見で、「勝利という結果で終わっていても文句はない内容だった」と勝ち点1という結果を残念がった。

 収穫があったとすれば、FW金崎夢生の復帰だ。金崎は昨年11月に右膝前十字靱帯損傷および外側半月板を損傷。全治半年以上と診断された。そこから懸命のリハビリを経て、8月22日の福岡戦でベンチ入り。2試合出番がなかったが、この日ついに後半30分から復帰戦のピッチに立った。

 得点こそ奪えなかったが、ポストプレーなど随所にらしいプレーをみせた。金崎は「まだまだやっていかないといけないことはたくさんある」と振り返るも、「今できることを一生懸命やって、ここまで来た。(今後も)試合に出た手ごたえを参考にしながらやっていきたい」と前向きに話した。

 チームとしてはこの日は欠場したが、FWシュヴィルツォクが今夏加入。長期離脱となったFW山崎凌吾の負傷は誤算だが、金崎の復帰は、ACL、天皇杯、ルヴァンカップとタイトルの可能性を残す試合が続くことを考えても大きなピースになる。

 指揮官が「復帰戦を無事に飾ってくれてうれしく思う」と喜んだ金崎の復帰。金崎自身も「まだまだ(タイトルの)チャンスはある。僕自身に出来ることと、チームとして出来ることを見極めながら両方をやっていきたい」と意気込んだ。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP