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残留争い直接対決は終了間際にドラマ!! 徳島DF石井が仙台相手に劇的決勝弾、6連敗ストップでJ1残留圏と勝ち点1差

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[9.25 J1第30節 仙台0-1徳島 ユアスタ]

 J1リーグは25日、第30節を各地で行い、徳島ヴォルティスベガルタ仙台との残留争い直接対決を1-0で制した。後半終了間際にDF石井秀典が劇的な決勝弾。6連敗から脱出し、残留圏内との暫定勝ち点差を1に縮めた。

 ともに降格圏に沈む両チームの直接対決。勝ち点22で18位の仙台は前節の清水戦(●1-2)から連敗を避けるべく、先発5人を入れ替えて運命の一戦に臨んだ。対する徳島は勝ち点23で17位。6連敗中と苦しい戦いが続く中、出場停止明けのDF岸本武流、初先発のノルウェー出身FWムシャガ・バケンガを起用した。

 試合は徳島がボールを保持するも、主導権を握ったのは仙台。今夏加入したFW富樫敬真を中心に攻撃を組み立て、前半29分にはFW赤崎秀平の縦パスから惜しいシュートを放った。徳島は同32分、自陣からのロングボールにMF西谷和希が抜け出すも、仙台MF蜂須賀孝治がなんとかカバー。仙台は同42分にも好機を迎えたが、富樫のボレーは枠を外れた。

 後半も最初のチャンスは仙台。6分、蜂須賀のクロスから富樫がヘディングシュートを放つも、これも枠を捉えられない。拮抗したまま迎えた同16分、徳島はFW一美和成に代えてFW垣田裕暉を投入。対する仙台も次々に交代カードを使い、FW西村拓真、MF氣田亮真ら攻撃的な選手を送り込んだ。

 その後もスコアは動かず引き分けになるかと思われたが、後半45分、劣勢が続いていた徳島がネットを揺らした。MF岩尾憲の右コーナーキックが仙台ゴール前を襲うと、高い打点で合わせたのはバケンガ。強烈なヘディングシュートはGKヤクブ・スウォビィクに阻まれたが、こぼれ球を石井が決めた。

 試合はそのままタイムアップ。勝利した徳島は残留圏内16位との暫定勝ち点差を1に縮め、一方の仙台は5のままとなった。16位の湘南ベルマーレは今節、敵地で川崎フロンターレと対戦する。

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