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福岡FWの“舐めプ”に騒然…長谷部監督が一喝、スピード謝罪

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決勝点を挙げたFWジョン・マリ

[11.3 J1第34節 福岡1-0大分 ベススタ]

 アビスパ福岡は3日、J1リーグ第34節で大分トリニータに勝利。決勝弾を挙げたFWジョン・マリだが、得点直後に不謹慎なプレーを敢行。長谷部茂利監督は即座に一喝し、J・マリも反省をしているという。

 4試合ぶりの白星を狙う福岡は、前半32分に先制する。DF志知孝明が左サイドからアーリークロスを飛ばすと、J・マリがPA内からヘディングシュート。ゴール右隅に決め切り、この得点がそのまま決勝点となった。

 期限付き移籍で今春に加入したJ・マリは、6月27日の第20節・浦和レッズ戦以来となる約4か月ぶりの先発出場。その試合で今季5点目を挙げた。結果を残し、気持ちよくなってしまったのか。前半40分に中盤でボールを持つと、プレーが切れていないにも関わらず、軽やかにリフティング。スタジアムが一瞬騒然となる中、長谷部監督は即座に一喝したという。

 試合後、長谷部監督はJ・マリの起用意図を明かす。「コンディションもいいですし、色んなことが良い状態で、試合で活躍するんじゃないかなと。1トップを張れる選手と思って、スタメンから起用しました」と語った。

 その活躍を称えつつも、“愚行”には厳しい態度を示す。「良くないと思います。相手に対するリスペクト、観に来ていただいているお客様たちに、ああいうプレーは必要ないと思います」と言及。「きつく叱りました。あの場で時間が切れたときに、本人を呼んで、その場で相手チームのベンチに対して謝罪をしてこいと」。J・マリも「そうだよね、ごめんなさい」と反省。すぐに相手ベンチに向かい、謝罪を行ったという。

 長谷部監督は「試合が終わった後も、片野坂監督に大変申し訳なかった、失礼なことをしたと謝罪をしました」と伝えている。

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