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かつてのホームで嬉しいJ1初ゴール!! 徳島MF藤田譲瑠チマ「神様が見守ってくれているのかなと思った」

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J1初ゴールを奪った徳島ヴォルティスMF藤田譲瑠チマ

[11.20 J1リーグ第36節 FC東京 0-2 徳島 味スタ]

 昨年までホームとして戦ったスタジアムで記録した嬉しいJ1初ゴールは、残留を争うチームに勝ち点3をもたらす貴重な得点に。徳島ヴォルティスMF藤田譲瑠チマは試合後のインタビューで「チャンスがつながった」と語り、視線を前へと向けた。

 02年2月16日生まれの藤田は東京Vの下部組織で育ち、19年にトップチームデビュー。昨季は41試合3得点を記録し、今季から徳島に完全移籍を果たした。そして、昨季までホームとして戦った味の素スタジアムで、待望の瞬間を迎える。

 0-0で迎えた前半42分、右サイドにMF宮代大聖が抜け出すと中央を駆け上がる。「空いているスペースでうまくもらえればチャンスになるし、得点に絡めると思ったので信じて走った」。宮代から呼び込んだボールをPA内左のMF西谷和希に預けると、リターンパスに反応して左足を振り抜く。シュートは相手選手に当たりながらも鮮やかな軌道を描いてネットを揺らし、自身J1初ゴールとなる貴重な先制点が生まれた。

 かつてのホームスタジアムでの記念すべきゴール。「試合前はそんなにこのスタジアムに意識はなかった。でも、こうやってゴールを決めてみると、神様みたいなのが見守ってくれているのかなと思った」と喜びを嚙み締めた。

 この得点で勢いに乗ったチームは、GK上福元直人のPKストップ、FW垣田裕暉の追加点などもあり、2-0の完封勝利を収めて勝ち点3を上積み。残留争いに踏みとどまり、「(残留の)チャンスがつながった。この勢いに乗ることができれば、目標を絶対に成し遂げられると思う。また来週に向けて皆で戦っていきたい」と意気込んだように、次節・残留を争う15位湘南との直接対決に臨む。

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