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大分、片野坂知宏監督の今季限りでの退任を発表「1番の思い出はJ3優勝です。それがあったからこそ」

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大分トリニータ片野坂知宏監督が今季限りで退任へ

 大分トリニータは26日、片野坂知宏監督(50)が今シーズン限りで退任することを発表した。

 片野坂監督は2016年に当時J3へ降格したばかりの大分の指揮官に就任。同年にJ3優勝を果たし、J2に導くと、18年にはJ2で2位に入り、自動昇格でJ1の舞台に引き戻した。J3を経験したチームとしては史上初となる2カテゴリ昇格だった。

 19年、20年とJ1に残留させた片野坂監督だったが、今季は序盤で7連敗を喫するなど苦しいシーズンを過ごし、20日にJ2降格が決定。クラブを通じて、以下のようにコメントしている。

「いつも大分トリニータへのご支援ご声援ありがとうございます。私事ではありますが今シーズンをもって大分トリニータを退任する事になりました。このような形でトリニータを離れるのは大変辛く悔しくて残念でしかありません。

 しかしJ2降格という結果は大変重く感じており、この決断に至りました。これまで本当にたくさんの応援やサポートが大変大きな力となりました。ありがとうございました。

 またこれまで私と共に闘ってくれた選手やスタッフにも感謝致します。重ねて本当にありがとうございました。トリニータでの6年間は本当に楽しく幸せでした。1番の思い出はJ3優勝です。それがあったからこそ、ここまで来られたと思っています。

 あの時の感動と喜びは生涯忘れません。トリニータで監督をスタートした事、クラブと共に成長できた事、皆様と一緒に各カテゴリーで闘えた事、全ての事が私の誇りです。

 大好きな大分、大好きなトリニータ、大好きなサポーターを決して忘れません。これからの大分県の発展そして大分トリニータの進化を陰ながら応援し活躍を楽しみにしております。本当に6年間ありがとうございました。

 それと残りのリーグ戦並びに天皇杯を選手と共に最大値を出して皆様と喜び合えるように最後まで全力で頑張ります!最後まで応援、サポートよろしくお願い致します。またこれからも大分トリニータへのご支援ご声援どうかよろしくお願い致します」

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