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C大阪が引退の大久保に捧げるホーム最終戦白星! 名古屋は“天才”の芸術ゴールも3位入り消滅

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今季限りで引退するFW大久保嘉人

[11.27 J1第37節 C大阪2-1名古屋 ヨドコウ]

 J1第37節が27日に開催され、11位セレッソ大阪は本拠地ヨドコウ桜スタジアムで4位名古屋グランパスに2-1で勝利した。今季ホーム最終戦を制し、連敗を2で止める3試合ぶりの白星。敗れた名古屋は、ACLプレーオフ出場圏内となる3位入りの可能性が消滅した。

 約1か月前に行われたルヴァンカップ決勝の再現となった一戦。0-2で敗れた同試合のリベンジを狙うC大阪は、今季限りで現役を引退するFW大久保嘉人を6試合ぶりにスタメン起用した。

 リーグ戦10試合ぶりのゴールが懸かる大久保は前半8分、MF清武弘嗣のパスからPA内右に抜け出すも、右足で打ったシュートは枠の左へ。同13分にもDF松田陸からボールをもらい、同じような位置で右足を振り抜くが、ゴール左に外れた。

 さらに前半16分、MF奥埜博亮が浮き球のパスを出し、PA内中央でマークを外した大久保が体をひねりながらヘディングシュート。しかし、これも枠を捉えられない。C大阪はその後もGKランゲラックの好セーブなどでゴールを奪えずにいると、相手に少ないチャンスをものにされた。

 後半22分、名古屋のFKからPA内右のFW山崎凌吾が頭で中央に落とし、受けたDF中谷進之介はフィニッシュまで持ち込めないが、こぼれ球をFW柿谷曜一朗が拾う。そして自らボールを浮かせ、右足でバイシクルシュート。左ポストに当たってネットを揺らし、3戦連発となる今季5得点目を記録した。

 追いかけるC大阪は後半27分、PA手前左でのFKからキッカーのMF藤田直之が右足でシュートを放つも、クロスバーを直撃して同点とはならない。

 それでも後半35分、左サイドのFKからDF丸橋祐介のクロスが相手にクリアされると、セカンドボールにPA手前左の藤田が反応。左足のダイレクトシュートがGKランゲラックの守るゴールを破り、1-1となった。

 大久保が交代で退いた直後の後半42分には、右CKからキッカーの清武が右足でクロスを供給。DF西尾隆矢がヘディングで豪快に叩き込み、逆転ゴールを挙げた。

 C大阪はそのまま2-1で逃げ切りに成功。名古屋は5試合ぶりの黒星を喫し、4位から5位に後退した。

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