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J3初降格の松本、今季成績に伴う取締役の処遇を発表

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松本が経営責任について報告

 松本山雅FCは29日、同日に開催した臨時取締役会において、今季トップチーム成績を受けての取締役の処遇を決定したことを発表した。

 今季の松本はシーズン序盤からJ2下位に低迷し、最終的に7勝13分22敗(勝ち点34)の22位。クラブ史上初のJ3降格となった。

 クラブはこの成績を受け、取締役の処遇に関して以下のように決定している。

・代表取締役社長 神田文之氏
役員報酬 50%カット 3か月

・取締役副社長 加藤善之氏
辞任
※本人より12月28日付で辞任の申し出があり受理

・取締役副社長 上條友也氏
役員報酬 30%カット 3か月

・その他取締役5名
役員報酬 10%カット 3か月

 代表取締役社長を務める神田文之氏はクラブ公式サイトを通じ、「J3降格に伴う経営責任に関しまして、皆様へのご報告がこのタイミングになりましたこと、誠に申し訳ございません。ファン・サポーターをはじめ、長きにわたり山雅を支え、応援いただく全てのステークホルダーの皆様に悔しい思いをおかけしましたこと、改めまして深くお詫び申し上げます」と謝罪。「また、私自身も痛恨の極みであり、自責の念に堪えません」と胸中を語り、今後への決意も述べている。

「松本山雅FCは、『だれからも愛される、親しまれる、応援される』チームであり、そのためには常に勝利を追求する強いトップチームを作って行くこと、目の前の一戦にすべてを懸け、勝利を目指す気持ちに変わりません。再び皆さんが誇りに思えるクラブにするために、身を粉にして全力を注ぎたいと思います。そして、その責任と覚悟を持ち進退をかけて1年でのJ2復帰を目指します」

「強いチームを取り戻すために、クラブ全体でチームを支えるビジョンを年明けに改めてお伝えする機会を作りたいと考えております」

 最後に神田氏は「本年も温かいご支援を頂戴し、誠にありがとうございました」と感謝を示し、「2022シーズンも引き続き熱く温かいご支援をいただきますよう、重ねてお願い申し上げます」と呼びかけた。

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