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“DOGSO”適用、Jリーグが京都GK上福元直人の処分内容を発表「決定的な得点機会を阻止した行為は…」

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退場処分を受けたGK上福元直人

 Jリーグは7日、J1第3節の試合で起きた行為に対し、京都サンガF.C.のGK上福元直人に1試合の出場停止処分を科すことを発表した。

 5日にホームで行われたJ1第3節のジュビロ磐田戦(●1-4)に先発出場した上福元は、前半40分にDFラインの背後に出たボールに対応。すると、抜け出してきた磐田FW杉本健勇の突破を体を当てて阻止したプレーで警告を受けた。

 しかし、ここでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があり、その後、井上知大主審がオンフィールドレビューでチェックすると、決定的な得点機会を阻止したとするDOGSO(ドグソ)の条件を満たしていると判断され、イエローカードは取り消され、レッドカードを提示されていた。

 Jリーグは「(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手の自陣ペナルティーエリア手前でドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は『著しい反則行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明している。

■出場停止試合
第4節
3月12日(土)
湘南 15:00 京都 [レモンS]

※DOGSOとは
「Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity」の略で、決定的な得点機会の阻止を意味する。なお、DOGSO適用には以下の条件が必要となり、そのうち1つでも当てはまらなければ適用されない。

1.ゴールの距離
2.プレーの方向
3.守備側競技者の位置と数
4.ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性

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