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今季初先発に“結果”で応えた群馬FW平松宗「試合に最初から出られる喜びしかなかった」

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[3.20 J2リーグ第5節 千葉 0-1 群馬 フクアリ]

 加入後初先発。そして、そのチャンスでしっかりとアピールを成功させた。この試合唯一となるゴールを記録したザスパクサツ群馬FW平松宗は「嬉しかった」と白い歯を見せた。

 チームは開幕戦の山形戦こそ1-0の完封勝利を収めたものの、その後の3試合はノーゴール、2分1敗と苦しんでいた。迎えた千葉戦。前節までの4試合は途中出場だった平松に先発のチャンスが巡ってくる。

「試合に最初から出られる喜びしかなかった」

 そして、先発起用の期待に結“結果”で応える。前半7分、鮮やかなパスワークで左サイドから崩すと、MF風間宏希の浮き球のパスからMF山中惇希が最終ライン裏に抜け出す。胸トラップからの巧みなラストパスにいち早く反応したのが平松だった。

「惇希にはクロスを要求していた。速い球が来ると分かっていたし、信じて入っていたので当てるだけだった」

 ニアサイドに走り込むと、鮮やかに右足ダイレクトで合わせてネットを揺らす。加入後初得点が決まったことを確認すると、歓喜を爆発させた。

 チームにとって4試合ぶりのゴール。そして、この1点が4試合ぶりの勝利へと結び付いた。「前線の選手として結果を出せずに悔しかった。1点決められて良かった」と充実した表情を浮かべた。

(取材・文 折戸岳彦)
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