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J2大宮が公式声明「クラブとして重く受け止めております」

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大宮が公式声明

 大宮アルディージャは7日、クラブ公式サイトで「大宮アルディージャを愛する全ての皆さまへ」と題し、代表取締役社長を務める佐野秀彦氏の声明を発表した。

 大宮はJ2第8節終了時点で3分5敗(勝ち点3)。リーグ唯一の開幕8戦未勝利で最下位に沈んでいる。

 この現状を受けて佐野氏は「クラブとして重く受け止めております。ファン・サポーター、パートナー、後援会、ホームタウンの皆さま、そしてクラブに関わる全ての皆さまの期待に応えられない状況となっていること、誠に申し訳ございません。また、チームの課題や今後の方向性について報告が遅れましたこと、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。

 今季はクラブとして「ひたむきを体現して、観ている人に感動が伝わるサッカー」をビジョンに掲げ、「攻守において躍動感、一体感を持ち、2点取って走り勝つサッカー」を標榜。新戦力14名を加え、プレシーズンからJ1昇格を目指してチーム作りをしてきたという。しかし、ここまでは結果に結びついていない。

 佐野氏はこの状況を打破するため、「ピッチで選手たちが躍動できる環境を作り上げることを急務として対応を進めております」とし、「具体的には、私が兼務しているフットボール本部長を新たに招聘し、特に強化分野の強化を図ります。併せて、招聘したフットボール本部長とともにチームに必要なスタッフや選手の補強等を実行します。また、緊急を要するゴールキーパーについては先んじて補強を実行します」と明言した。

 その上で9日にホームで行われる第9節・ヴァンフォーレ甲府戦に向け、「チームとして変化を加える部分とブレずに突き進む部分を、強化部・監督・コーチ・スタッフ・選手で意識統一を行い、チームに関わる一人一人が強い責任と自覚をもって戦うことを私を含めて改めて確認を行いました」という。「これからのリーグ戦も、J1昇格を目指しJ1参入プレーオフ出場圏内の6位以内に向け全力で戦ってまいります」と誓っている。

 そして「今後も引き続き厳しい戦いが予想されますが、ファン・サポーター・パートナー、ステークホルダーの全ての皆さまに、夢と笑顔そして価値をもたらせるように全力を注いで参ります。引き続き、熱いご声援をよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

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