開始2分被弾の東京Vは佐藤凌我の今季9点目、新井瑞希の右足一閃で逆転勝利! 最下位・琉球は5連敗に
[7.3 J2第24節 東京V 2-1 琉球 味スタ]
J2リーグは3日に第24節を行った。東京ヴェルディとFC琉球の対戦は、東京Vが2-1で勝利。開始2分で先制を許したが、前半43分にFW佐藤凌我が同点ゴールを挙げる。後半38分にはMF新井瑞希の得点で逆転に成功した。
16位・東京Vは6月22日の天皇杯3回戦で川崎フロンターレを撃破したものの、同月26日の前節・ジェフユナイテッド千葉戦では1-3と敗戦。城福浩監督新体制で初の黒星となった。一方、最下位・琉球もナチョ・フェルナンデス監督が就任。だが、前節のFC町田ゼルビア戦も0-1で敗れて4連敗中。白星から7試合遠ざかっている。
東京Vは前節から先発を5人変更。DF深澤大輝、MF山本理仁、新井、MF森田晃樹、MFバスケス・バイロンがメンバー入りを果たした。4-3-3の布陣でGKはマテウス、4バックは左から深澤、DF谷口栄斗、DFンドカ・ボニフェイス、馬場が並ぶ。アンカーは山本で、左インサイドハーフは森田、右インサイドハーフはMF梶川諒太。前線3枚は左から新井、佐藤、バスケスが入った。
琉球は3人を入れ替え。DF大本祐槻、DF岡崎亮平、MF富所悠が復帰した。4-4-2の布陣を敷き、GKは田口潤人で、4バックは左からDF沼田圭悟、岡崎、DF李栄直、大本。ボランチ2枚はMF池田廉と富所。左サイドにMFケルヴィン、右サイドにMF中野克哉が入り、2トップはFW野田隆之介とFW清武功暉が組んだ。[両スタメン&布陣]
試合は開始早々から動く。琉球は右サイドでボールを奪い、細かいパスワークでチャンスを作る。清武がゴール前にクロスを送ると、PA中央のケルヴィンが競り勝つ。粘りながらゴールに流し込み、加入後初ゴールで先制点を奪った。
東京Vは右SB起用の馬場が、攻撃時に中盤や最前線まで動き回る。失点後は何度も敵陣に入り込み、決定機を迎えるが、フィニッシュまで持ち込めない。バスケスや新井は両サイドから個人技で突破を試み、シュートを放つが、ゴールの枠をなかなか捉えれらない。
東京Vの攻撃が結実するのは前半終了間際。前半43分、右サイドの梶川が大きく左にサイドチェンジ。左サイドの新井がクロスを送ると、最後は佐藤がヘディングシュート。得点ランク2位タイとなる今季9ゴール目で1-1と同点に戻した。
前半はそのまま1-1で終了。東京Vは前半に負傷気味だった山本を下げ、MF加藤弘堅を入れる。そのままアンカーの位置で起用された。後半10分にはバスケスに代えてFW河村慶人を投入。河村は佐藤と2トップを組んだ。琉球も同15分に先制点を決めたケルヴィンを下げ、FW阿部拓馬を入れている。
攻勢を強めるも膠着状態となりつつあった東京Vは後半27分に2枚替え。森田と梶川に代え、MF小池純輝とDF宮本優が入る。相手ゴールに何度も迫るが、逆転ゴールは決まらない。劣勢の琉球も31分に2枚替え。富所と大本が下がり、MF田中恵太とMF武沢一翔が出場した。
両者疲労も溜まる後半38分、拮抗状態を破ったのは東京V。佐藤のパスを受けた新井が、PA左でカットインから右足シュート。得意の形でゴールに突き刺し、今季5点目で2-1と逆転に成功した。
前々節にリーグ戦100試合を達成した東京V“背番号10”の逆転ゴールで、試合はそのまま終了。東京Vが2-1で2試合ぶりの勝利を手にし、逆転を許した琉球は泥沼の5連敗となった。
(取材・文 石川祐介)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
J2リーグは3日に第24節を行った。東京ヴェルディとFC琉球の対戦は、東京Vが2-1で勝利。開始2分で先制を許したが、前半43分にFW佐藤凌我が同点ゴールを挙げる。後半38分にはMF新井瑞希の得点で逆転に成功した。
16位・東京Vは6月22日の天皇杯3回戦で川崎フロンターレを撃破したものの、同月26日の前節・ジェフユナイテッド千葉戦では1-3と敗戦。城福浩監督新体制で初の黒星となった。一方、最下位・琉球もナチョ・フェルナンデス監督が就任。だが、前節のFC町田ゼルビア戦も0-1で敗れて4連敗中。白星から7試合遠ざかっている。
東京Vは前節から先発を5人変更。DF深澤大輝、MF山本理仁、新井、MF森田晃樹、MFバスケス・バイロンがメンバー入りを果たした。4-3-3の布陣でGKはマテウス、4バックは左から深澤、DF谷口栄斗、DFンドカ・ボニフェイス、馬場が並ぶ。アンカーは山本で、左インサイドハーフは森田、右インサイドハーフはMF梶川諒太。前線3枚は左から新井、佐藤、バスケスが入った。
琉球は3人を入れ替え。DF大本祐槻、DF岡崎亮平、MF富所悠が復帰した。4-4-2の布陣を敷き、GKは田口潤人で、4バックは左からDF沼田圭悟、岡崎、DF李栄直、大本。ボランチ2枚はMF池田廉と富所。左サイドにMFケルヴィン、右サイドにMF中野克哉が入り、2トップはFW野田隆之介とFW清武功暉が組んだ。[両スタメン&布陣]
試合は開始早々から動く。琉球は右サイドでボールを奪い、細かいパスワークでチャンスを作る。清武がゴール前にクロスを送ると、PA中央のケルヴィンが競り勝つ。粘りながらゴールに流し込み、加入後初ゴールで先制点を奪った。
東京Vは右SB起用の馬場が、攻撃時に中盤や最前線まで動き回る。失点後は何度も敵陣に入り込み、決定機を迎えるが、フィニッシュまで持ち込めない。バスケスや新井は両サイドから個人技で突破を試み、シュートを放つが、ゴールの枠をなかなか捉えれらない。
東京Vの攻撃が結実するのは前半終了間際。前半43分、右サイドの梶川が大きく左にサイドチェンジ。左サイドの新井がクロスを送ると、最後は佐藤がヘディングシュート。得点ランク2位タイとなる今季9ゴール目で1-1と同点に戻した。
前半はそのまま1-1で終了。東京Vは前半に負傷気味だった山本を下げ、MF加藤弘堅を入れる。そのままアンカーの位置で起用された。後半10分にはバスケスに代えてFW河村慶人を投入。河村は佐藤と2トップを組んだ。琉球も同15分に先制点を決めたケルヴィンを下げ、FW阿部拓馬を入れている。
攻勢を強めるも膠着状態となりつつあった東京Vは後半27分に2枚替え。森田と梶川に代え、MF小池純輝とDF宮本優が入る。相手ゴールに何度も迫るが、逆転ゴールは決まらない。劣勢の琉球も31分に2枚替え。富所と大本が下がり、MF田中恵太とMF武沢一翔が出場した。
両者疲労も溜まる後半38分、拮抗状態を破ったのは東京V。佐藤のパスを受けた新井が、PA左でカットインから右足シュート。得意の形でゴールに突き刺し、今季5点目で2-1と逆転に成功した。
前々節にリーグ戦100試合を達成した東京V“背番号10”の逆転ゴールで、試合はそのまま終了。東京Vが2-1で2試合ぶりの勝利を手にし、逆転を許した琉球は泥沼の5連敗となった。
(取材・文 石川祐介)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!