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岩政鹿島はまたも足踏み…前半カイキ2発で先行も主力不在の浦和に追いつかれドロー

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鹿島対浦和は1-1ドロー

[9.3 J1第28節 鹿島2-2浦和 カシマ]

 J1リーグは3日、第28節を各地で行い、鹿島アントラーズ浦和レッズと2-2で引き分けた。前半にFWアルトゥール・カイキの2ゴールで先行したが、決勝進出を果たしたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)から勢いに乗る浦和に2失点を喫し、前々節の湘南戦(△1-1)、前節の川崎F戦(●1-2)に続いてまたしても足踏みとなった。

 ホームの鹿島は川崎F戦から先発1人を変更し、GKクォン・スンテに代わってGK沖悠哉を起用。FW鈴木優磨をトップ下気味に置いて相手アンカーを見る4-3-1-2の布陣で臨んだ。対する浦和はACL準決勝の全北現代戦以来9日ぶりの公式戦。GK西川周作、DF酒井宏樹、MFダヴィド・モーベルグら主力陣がベンチから外れており、GK鈴木彩艶、DF宮本優太、FWキャスパー・ユンカーを起用した。[スタメン&布陣]

 立ち上がりから鹿島がボールを握り続けたが、最初のチャンスは浦和。前半6分、巧みなトラップでボールを収めたユンカーがカウンター気味に右サイドを突破すると、エリア内までえぐって出したクロスは相手に阻まれたが、鋭いプレシングでの即時奪回から松尾が右足で狙ったが、わずかに右へ外れた。

 すると前半16分、鹿島が先に試合を動かした。浦和MF小泉佳穂の縦パスをMF和泉竜司がカットし、ショートカウンターをスタートすると、左サイドからMF樋口雄太がインスイングのクロスボールを供給。これに反応したFWアルトゥール・カイキが高い打点のヘディングシュートでネットを揺らした。

 ビハインドとなった浦和は前半22分、DF岩波拓也のミドルシュートがゴール左上を襲うが、これは惜しくも枠外。鹿島は引き続き主導権を握り続け、同26分には樋口の鋭いボール奪取から右サイドを攻め上がり、低いクロスボールにカイキが反応するも、このヘディングシュートは枠を捉えられなかった。

 そうして迎えた前半27分、鹿島がまたしてもスコアを重ねた。沖のロングキックをA・カイキが頭で落とし、FW鈴木優磨がワンタッチでリターンパスを渡すと、そのまま中央のスペースに侵入。ミドルレンジから右足を振り抜き、グラウンダーシュートがゴール右隅を襲うと、浦和GK鈴木が弾き切れず、浮き上がったボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 対する浦和も前半30分、最終ラインを起点としたビルドアップで左右のサイドでパスをつなぎ、右サイドから相手の守備ブロックを打開。深い位置で宮本、小泉、関根とつないで相手のラインを押し下げると、MF岩尾憲のワンタッチパスを受けたFW松尾佑介が振り向きざまに左足シュートを放ち、DF関川郁万に当たったボールがネットに吸い込まれた。

 これでスコアは2-1。そのまま前半はタイムアップを迎え、鹿島の1点リードで試合を折り返した。

 後半はオープンな立ち上がり。浦和は開始2分、DF岩波拓也の鋭い縦パスが鹿島DF三竿健斗のクリアミスを誘い、セカンドボールを拾った松尾がスルーパスを送ると、ユンカーがカットインからシュートモーションに入る。だが、三竿に後方から倒されるも、ファウルを告げるホイッスルは鳴らされず。同4分には岩尾の左CKが枠内に飛んだが、沖にかき出された。

 鹿島は後半20分、MF仲間隼斗に代わってMF中村亮太朗を投入。対する浦和は同22分、ユンカーに代わってMF柴戸海を入れ、小泉と松尾の2トップにし、MF伊藤敦樹を左サイドハーフに移した。すると同23分、浦和はDF大畑歩夢が左サイド深くで倒されてFKを獲得。同24分、これを岩尾がゴール前に入れると、ニアで合わせた岩波がかすかにそらしてゴールに流し込み、浦和が同点に追いついた。

 鹿島は後半27分、和泉に代わってFWエヴェラウドを入れると、同33分には3枚替えを敢行。カイキ、樋口、DF広瀬陸斗を下げてMF荒木遼太郎、MF舩橋佑、DFブエノを入れて3-4-3にシステムを変えた。負傷離脱明けの荒木は4月17日の名古屋戦以来、5か月ぶりの復帰となった。

 逆転を狙う浦和は後半33分、小泉に代わってMF明本考浩を投入。ボールを握りながら深く押し込み、ミドルシュートを中心に鹿島を攻め立てた。終了間際には負傷明けのFWアレックス・シャルクも投入し、明本がGKと1対1のビッグチャンスを迎える場面も。だが、これは舩橋にブロックされると、そのままタイムアップ。伝統のビッグクラブ対決は両者とも勝ち点を分け合う形で終わった。

(取材・文 竹内達也)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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